ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

沖縄都市モノレール[ゆいレール]3(前面展望席からの景色)

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12時45分に那覇空港に入りましたが、次の福岡空港行きの便が15時15分と2時間半もあり、お昼ご飯の時間を引いたとしても、2時間ほど。

出発ロビーで待っていても仕方ないので、いったん外に出ます。

この場合、与那国空港で預けた荷物は引き続き福岡空港の便に回されるので、今持っている手荷物だけで出られますし、福岡便も同じ系列の会社なので、搭乗手続きは与那国空港で済ませています。

ただし、もう1度保安検査を通り抜けなければならないので、少なくとも出発30分前にはここに戻る必要があります。

それで、どこに行こうかと考えた末、結局、3度目のゆいレールに乗って首里駅まで往復することに決めました。







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邪魔なキャリーバッグがないので、今度は運転席後ろの特等席に座りました。

若い運転士とベテランの職員が乗務しました。

どうやら運転研修のようで、「ランプよし!ドアよし!信号よし!」など、いちいち大きな声で確認していました。

声を出すことで集中でき、安全を確保するのでしょう。








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こうして展望席に座って見ていると、まるで遊園地の乗り物のようで、街中をスイスイコロコロと進んでいきます。

カーブも多いから、飽きることはありません。

が、側面に窓がないのが物足りない。

安全上、仕方なかったのかもしれませんが。






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そんなのほほんとした客席の一方で、ガラスを隔てた乗務員室ではピリピリに緊張感が漂っています。

よく見ると、速度計にカバーを被せていて、感覚でスピードを調節しているようです。

そして、出発から到着までかかった時間を、ベテランの職員がチェックシートに記録していました。

速度計が壊れても、身体に覚え込ませれば、安全に運転できるというからでしょうか。

ゆいレールワンマン運転なので、ドアの開け閉めや運転席モニターからホームの状況も確認しなければならないので、少しでも気を緩める暇がありません。

若い運転士はベテランの鋭い眼差しに、さぞや緊張しているかと思われますが、こうした厳しい訓練を経て、一人前の運転士へと成長するのでしょうね。







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研修はおもろまち駅までらしく、若い運転士はベテラン職員に礼をして降りて行き、ベテラン職員が運転士として席に着きました。

やはりというか、落ち着きと余裕が声や所作に表れていて、見る者を安心させます。

古島駅から右へ曲がって、急勾配を登ります。

勾配のきつさを見られるのも、展望席ならでは。

首里駅に到着です。







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2日前に立ち寄った店で、また三枚肉入りの沖縄そばを食べ、駅に戻ります。






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帰りの那覇空港行きは、なぜか東京ディズニーランドのラッピング車でした。

この列車、けしからぬことに、ラッピングが窓にまで及んでいて、おかげで薄暗い眺望を味わうことになりました。

その他、車内の広告もディズニー一色です。

ディズニーランドなんて、いつ行っても混んでるから、これ以上宣伝する必要はないように思えますが。。。

なんだか、6月に乗ったディズニーリゾートラインを思い出します。

那覇空港駅に着き、空港内の保安検査を通り抜けて、出発ロビーへ。

いよいよ沖縄ともお別れです。(続く)