入善まつりんぴっく2018(カレーまつり)
翌日の10月20日(土)。
雑踏の中を無理に行こうものなら、また疲れて、明日からの輪島観光に支障をきたします。
したがって、それ以外の所を探すことになりますが、さしあたり、入善で商工フェア「まつりんぴっく」に、「カレーまつり」が行われるそうなので、昼飯がてら、行ってみようと母に話を持ちかけました。
年に1回の開催で、しかも今年は過去最大規模とあります。
最大規模といっても、17店舗しかないのですが、なんにしても、珍妙なカレーを味わえる絶好の機会ですから、行ってみるだけのことはありそうです。
その後、時間が大余りすると思われるので、まだ元気なら宮崎海岸に足を延ばそうと思います。
音楽や司会者のアナウンスが聞こえてきました。
会場に着くと、カレーブースが立ち並び、たくさんの人で賑わっていました。
観光客もいるにはいるのでしょうけど、ほとんどは地元の人々と見受けられます。
空いているテーブル席に着き、私、母の順に買いに行きました。
私が買ってきたのは、洋食店のカレー(真ん中)。
食べた瞬間に、甘みとコク、そして後からピリピリと辛さが刺激する、洋食店らしい味でした。
ただ、食べ進めていくうちに、しつこさを感じるようになり、カップ1杯でちょうど良い具合でした。
一方の母は、エスニックカレー(右)を注文。
母の口にはどうも合わなかったらしく、「あんたのにすれば良かった」と漏らす。
私も食べてみましたが、決して不味くはなく、ただいろんなスパイスを入れ込んだんだなという風でした。
私はこれだけでは足りなかったので、もう一品、野菜カレーも買いました。
これは家庭的な味でさらさらと食べやすかったです。
音楽に合わせて、じいさんが音程を外して歌っているのを横目に退席し、少し周辺をぐるりと歩きます。
この辺りは、明願寺をはじめ、養照時、観音寺など寺が多いです。
それらのうち、重願寺の敷地には、立派に伸びる松がそびえていました。
どういう系譜のお寺かは忘れましたが、たしか江戸時代から続いていたと思います。
住宅街に堂々と立つ松の姿は、傍から見ても目立ちますね。
散歩はここらで切り上げ、入善駅に戻ります。
次は、宮崎海岸です。(続く)