輪島観光3(曽々木海岸)
塚田停留所を14時9分に出発したバスは、起伏を繰り返しながら、海岸線を走り続けます。
輪島から曽々木口までの区間は、こういう美景が続きます。
白米千枚田を通過し、14時38分、曽々木口停留所で下車です。
10分ほど歩き、曽々木海岸です。
「景勝地」と言われるぐらいだから、綺麗な所かと思いきや、ゴミなど漂着物が堆積した残念な光景でした。
たぶん年に数回は清掃しているでしょうけど、それでも追いつかない量です。
人間の出すゴミは、景勝地もダメにしてしまうんだなということを改めて考えさせられました。
ただ、独特の形をした岩は見事で、真ん中が空洞になっている「窓岩」なんか、なかなか目にかかれないと思います。
冬の時期になれば、波打ち際に「波の花」という綿みたいなのが浮いているそうですね。
崖が海まで直に落ちている様から、「能登の親不知」と呼ばれています。
輪島から珠洲へ行くには、ここを抜けなければならず、国道が開通する前は、かなりの難所でした。
本場の親不知に迫る険しさですね。
なお、新トンネルの左には、旧トンネルも残っています。
少し住宅街に入った所に湧き水があり、汗ばむ陽気で暑かったから飲もうとしたら、「お腹を壊すため、生水はご遠慮ください」と注意書きしてあって、ガッカリしました。
「もう暑い、暑い」と不平を言い始めた母。
どうやら、母をここに連れてきたのは失敗のようでした。
天気は申し分なかったけど、気温が高すぎましたね。。。
海岸をひと通り歩いてみましたが、日陰になる休憩所が見当たらず、ずっと居てもしょうがなかったので、一度、曽々木口バス停まで戻り、さらにそこから、今度は平時國家に向かうことにしました。(続く)