ハワイ旅行4(ワイキキビーチ)
ハワイの日付で7月11日。
この日は午前中、家族と親戚でワイキキビーチを散歩しました。
ビーチとホテル街が一体となって、車の行き交いはもちろんですが、人の往来も多いです。
歩道には水着姿で闊歩(かっぽ)する人たちもいて、日本ではあまり見られない光景だと思いました。
砂浜にはゴミや漂流物が落ちておらず、綺麗に整備されています。
観光に力を入れてるのが分かります。
海も一見すると透き通っているようですが、遠浅で波が立つため、砂が巻き上げられて水中の視界はあまり良くないそうです。
もっとも、その波が立つのを利用して、サーフィンができるのですが。
ガジュマルも立派に立ち、さすが南国。
日差しは強くて日なたにいるとまいりますが、日陰に入ると、不思議と乾いた風が心地よいのですから、同じ夏でもじめじめとした日本とは違いますね。
羨ましいぞ!
歩道には所々に無人レンタルサイクルが配置されており、お金を払えば利用できます。
クレジットカードでも利用できそうでしたが、いかんせん残念な英語力のため、支払いの仕方が分かりません。
およそ1時間程歩き回ったところで、私は家族と分かれ、いとこと一緒にランチへ。
いとこが事前にハンバーガー店を調べてくれたおかげで、私は何もせずにただ案内されるまま歩きました。
ハンバーガー店はホノルル動物公園と向かい合った所にありました。
中に入ると、ちょうど昼時とあって、レジ前に列ができるほど混んでいました。
が、15分くらい待つと私たちの番が回ってきました。
メニューを見ると、写真付きのハンバーガーの隣に(約)5ドルの数字が。
なんだ、ハワイは物価が高いと言われてるけど、こういう庶民的な店は日本と変わらないのかと思い、注文すると、レジの会計表示がなぜか12ドルに!?
ハンバーガー単品なのに一体どういうことなのかと、私は大柄の店員さんにメニュー表を見せて、5ドルではないのかと訊ねたら、
「No! 12dollers.」と返された。
話を聞くと、どうやらサイズがシングルの場合7ドルで、そこに私が注文したバガドバーガーが5ドル加算されるということでした。
なんと紛らわしい。
さらになぜか名前まで尋ねられ、自分の名前をタッチペンで記入すると、しっかり12ドルを払いました。
商品が届くまで後ろの方に立って待っていたのですが、噂通りというか、店員さんの接客態度はだいたいぶっきらぼうで、時にはメニュー表をテーブルにパン!パン!パン!パン!と音を立てるものですから、日本との違いを感じさせます。
日本でメニュー表を叩いたりしたら、即クレームものですが、ここではさほど問題にならないのでしょうね。
こういう文化なのか、それとも店員さんの待遇が劣悪なのか分かりませんが、ホテルボーイがチップで生計を立てているのを聞くと、後者の方が大きいのかもしれません。
やがて、店員さんが大きな声で私の名前を呼び、私は注文した商品を受け取りました。
なるほど、名前を尋ねてきたのは、できた商品をお客さんに渡すためなのか。
日本だと「〇〇を注文されたお客様~」とか、せいぜい番号で呼ぶのが習わしですが、こちらではファーストネームで呼ぶんですね。
一方、いとこは自分の名前が店員さんに正しく伝わっていなかったのか、違う名前で呼ばれました。
私が注文したバガドバーガーとは、つまりアボガドが入ったハンバーガー。
値段は高かったけど、いちばん小さいシングルサイズでさえ一口でかぶりつけないほどの大きさ。
チーズはとろけていて、それが肉汁たっぷりのハンバーグと絶妙にマッチ。
アボガドもこってりしてて食べ応えがあります。
さらにレタスやトマトでさっぱりするというこの仕掛けは、いい体験をさせてもらいました。
これ1つでお腹いっぱい。
いとこはさらにフライドポテトも付けたセットで、私も数本いただきましたが、こちらも美味しかったです。
味だけでなく、お店の雰囲気や習わしまで日本とは違う体験ができて良かったですね。
午後7時のワイキキビーチ。
夕景も綺麗ですね。
遅い時間なのにまだ泳いでいる人がいましたが、遅くまで泳げるのも魅力の1つですね。