ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

高崎線

1月4日(金)は、埼玉の実家から富山へ帰ります。

新幹線では費用がかさんでしまうため、例によって遊覧ルートです。

前回9月の時は、新宿駅から中央本線大糸線を使いましたので、今回はそれ以外で行きます。

時刻表と相談した結果、今回は高崎線信越本線しなの鉄道えちごトキめき鉄道経由で帰ることに決めました。

途中の横川駅で、名物駅弁「峠の釜めし」が食べられますし、しなの鉄道の景色もご無沙汰なので、楽しみでもあります。







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出発は浦和駅からです。




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4番線から、8時50分発、快速アーバンの高崎行きに乗ります。

私は車窓を眺めるのに好都合な4人がけボックス席をねらって、2号車(後ろから2両目)に並びましたが、6組あるボックス席はすべて埋まっており、やむなく端のロングシート部に座りました。

網棚に荷物を置いている人が多く、観光客か帰省客のUターンなのでしょう。







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さいたま新都心に差し掛かると、マンションやビルが多くなってきます。

もちろん、ドーム状の「さいたまスーパーアリーナ」も見えます。

さいたま新都心は、かつて線路や空き地が広がるだけで、ほかに何もありませんでした。

平成期にずいぶん都市化が進みましたね。

なお、この快速はさいたま新都心駅を通過します。





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ちょうど、武蔵野線に直通する「むさしの号」八王子行きとすれ違い、





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西側から新幹線と埼京線が近づいてきました。

埼玉県の一大ターミナル、大宮駅です。

乗客は少し増えましたが、満席には至りません。

ここからいよいよ正式名称である高崎線に入ります。(それまでは東北本線宇都宮線])







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宇都宮線の線路をくぐり、地上へ出ると、左手に「鉄道博物館」が見えてきます。

かつて上越新幹線で走っていた2階建て車両(E1系)や、急行型列車などが展示されています。

その博物館と高崎線との間に、地下からぬっと川越線の線路が現れ出ます。

時たま川越線の列車がすれ違いますが、今回は見られませんでした。

高架の新幹線がクロスし、川越線と分かれて、しばらくは住宅街を走ります。







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快速アーバンは、上尾、桶川、鴻巣(こうのす)と、一駅飛ばして停まり、鴻巣から次の熊谷までは3駅通過します。

吹上駅より左手に荒川の堤が見え、この辺りまで来ると畑が多くなります。

このだだっ広い風景が埼玉らしいと私は感じます。

熊谷駅でも降りる人はあまりおらず、ということは、とくに観光客は終点の高崎まで乗り通すつもりのようで、もはやボックス席に座れる可能性は絶望的です。

まあ、何十回も乗っているので、べつにボックス席でなくても構いませんが。







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熊谷駅の先、熊谷貨物ターミナルが広がり、「太平洋セメント」と書かれた黒い貨車が留置されています。

これらの貨車は、秩父方面から来る秩父鉄道三ヶ尻線(貨物線)を通ってきたのでしょう。

籠原駅で前5両を切り離します。








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神保原駅(じんぼはらえき)を出て、神流川(かんながわ)を渡ると、群馬県です。

だんだんと山が近づいてきました。





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八高線と合流し、烏川を渡って倉賀野駅

さらに進んで、こんどは右手に高崎操車場、高崎車両センターと続き、10時12分、終点の高崎駅に到着です。





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次は信越本線に乗り換えです。(続く)