高崎線
1月4日(金)は、埼玉の実家から富山へ帰ります。
新幹線では費用がかさんでしまうため、例によって遊覧ルートです。
出発は浦和駅からです。
4番線から、8時50分発、快速アーバンの高崎行きに乗ります。
私は車窓を眺めるのに好都合な4人がけボックス席をねらって、2号車(後ろから2両目)に並びましたが、6組あるボックス席はすべて埋まっており、やむなく端のロングシート部に座りました。
網棚に荷物を置いている人が多く、観光客か帰省客のUターンなのでしょう。
さいたま新都心に差し掛かると、マンションやビルが多くなってきます。
もちろん、ドーム状の「さいたまスーパーアリーナ」も見えます。
さいたま新都心は、かつて線路や空き地が広がるだけで、ほかに何もありませんでした。
平成期にずいぶん都市化が進みましたね。
なお、この快速はさいたま新都心駅を通過します。
西側から新幹線と埼京線が近づいてきました。
埼玉県の一大ターミナル、大宮駅です。
乗客は少し増えましたが、満席には至りません。
かつて上越新幹線で走っていた2階建て車両(E1系)や、急行型列車などが展示されています。
時たま川越線の列車がすれ違いますが、今回は見られませんでした。
高架の新幹線がクロスし、川越線と分かれて、しばらくは住宅街を走ります。
吹上駅より左手に荒川の堤が見え、この辺りまで来ると畑が多くなります。
このだだっ広い風景が埼玉らしいと私は感じます。
熊谷駅でも降りる人はあまりおらず、ということは、とくに観光客は終点の高崎まで乗り通すつもりのようで、もはやボックス席に座れる可能性は絶望的です。
まあ、何十回も乗っているので、べつにボックス席でなくても構いませんが。
籠原駅で前5両を切り離します。
だんだんと山が近づいてきました。