大井川鐡道大井川本線4(千頭~金谷)
千頭駅周辺で昼食を取りに行きます。
いやはや、駅前は観光客で賑わっています。
土曜日で紅葉シーズンですからね。
でも前回9月に来た時はもっと少なくて少し寂しい雰囲気でしたから、やはり歩行者が増えることは、まちを明るくなることにつながることを実感します。
それで昼食は、前回「音戯の郷」(おとぎのさと)の中にあるカフェで地元の野菜を使ったピザを食べ、美味しかった記憶があるので、またぜひ食べようと思い行ってみました。
ところが、どうしたことか、カフェのあった場所は単なる休憩スペースに変わっていました。
がっかりして音戯の郷をあとにし、代わりに駅前の定食屋に入って、豆腐ハンバーグや川根茶と大豆のかき揚げなど、豆をふんだんに使った「千頭定食」をいただきました。
ボリュームたっぷりだけど、肉が入っていないヘルシーな定食で、私好みの薄味でした。
腹が朽ちた後は、向かいのお店で「茶羊羹」をお土産に買いました。
駅に戻り、14時35分発、金谷行きの普通列車に乗車します。
元南海電車「ズームカー」という車両で、座席は転換クロスシート。
しかし、車内はすでにたくさんの乗客がおり、出発15分前に入った私はなんとか窓側の席を確保できたものの、その後もどんどん人が入ってきて、満員電車状態となりました。
15時47分、金谷駅終着。
およそ8時間かけて大井川鐡道の往復旅が終わりました。
なお、今夜泊まる宿は焼津にあるため、ここまで移動。
駅前に足湯があって羨ましい。
5分ほど歩いた所に民宿風の旅館を見つけ、投宿。
焼津と言えば、やはりマグロ。
ということで、夕食はマグロづくしです。
それと、ご主人からサービスで「磯自慢」という地酒もいただきました。
静岡で日本酒のイメージはあまりもっていませんでしたが、この「磯自慢」はフルーティで飲みやすい。
マグロの煮つけとの相性も抜群でした。
女将さんと少し話をしましたが、ここ焼津はレスリングが盛んで、しばしば研修や大会が開催されているそうです。
クリスマスの日から数日間、体育館を貸し切って行われることもあるそうで、その間普段利用しているスポーツクラブはお休みになるとのこと。
静岡県のスポーツと言えばサッカーを思い浮かべますが、特に盛んな所は隣の藤枝市で、焼津はそうでもないみたいです。
ところで、「焼津」という所は個人的に親近感を抱いており、その理由は単に私が日本海側の「魚津」という名前がそっくりな所に住んでいるからだけです(笑)
①漁港の街で魚が美味い
②山が近い
③新幹線は素通りで、在来線しか駅がない。
④酒が美味い
と、何かと共通点があるのです。
ま、さすがに人口と冬の天候は全然違っており、焼津の人口は約13万人に対して魚津は約4万人。
冬の天気は晴れの太平洋側と、どんより雪雲に覆われた日本海側・・・
「陰陽」がはっきりしています。
さて、2日目の旅はこれで終わり、3日目は焼津から魚津に帰ります。(続く)