2度目の飛騨まんが王国
前回から1ヶ月ちょっと経った12月21日(月)、また飛騨まんが王国に行きました。
降雪がひと段落し、天気はこの通り薄曇りと出掛けるにはまずまずですが、すっかり雪景色へと変わりました。
高山本線はちょっとの降雪でも止まってしまうため、好天をねらっていかないと酷い目に遭いますね。
山奥に進むにつれて、積雪量が多くなってきます。
並行する道路にも雪が多く積もってそう。
前回は普通の券売機で猪谷まで買い、そこから杉原までは車内精算という形で払いましたが、これだと猪谷から杉原まで丸々運賃を取られてしまいます。
なので、今回は富山駅のみどりの窓口にある特急・新幹線用の券売機で乗車券を購入しました。
これなら通しで買えるため、運賃はちょっとだけど、安く済みます。
それに、往復の分も買えるので、帰りはわざわざ整理券を取って、下車駅で精算する手間が省けます。
というわけで、前回と同じ11時33分に杉原駅で降り、列車を見送りました。
例によって、下車客は私1人です。
昼食はまんが王国でとりますので、今回は駅構内を見回るだけにします。
山奥の無人駅が冬になると、いっそう寂しさが増しますね。
ただ、ホームは列車が停まるスペースのみ、雪をどかしてありますから、これはありがたいです。
屋根からこぼれ落ちんばかりの雪がどっさり積もっています。
裏側に回ると、つららが垂れ下がっていて、先端が鋭くとがっています。
気温が上がれば、一気に落雪の恐れがあり、下手をすれば埋まってしまうかもしれません。
駅をあとにして、まんが王国に向かいます。
道路は思ったより雪が溶けていて、歩くには不便を感じません。
ただ、道の両側にはやっぱり雪が高く積もっていて、さすが世界有数の豪雪地帯だなと思います。
高台に上がって集落を見渡すと、白銀の世界が広がっています。
駅から歩いて7分ほどで、飛騨まんが王国に着きました。
平日とあってか、駐車場に車の姿はほとんど見当たりません。
まあ、まして駅から歩いている人なんか、私を除いて、誰もいませんが(笑)
ということで、今回も温泉とまんが図書館がセットになった共通券(800円)を買い、館内へ。
左手の食堂で、日替わりランチ(ソースカツ丼セット)で昼食を済ませてから、まんが図書館でゆっくり漫画を読みふけりました。
先月以上に利用客は少なく、私を含めても4,5人しかいませんでした。
その後、午後3時半に温泉に入り、「チコちゃん」に叱られそうですが、ボーっとしていました。
午後4時半過ぎに施設を出ました。
ちょうど3人の家族連れも出ましたが、あちらは駐車場に停めてある車に乗っていきました。
車のナンバーを見ると、「富山」とあり、やはり富山方面から訪れる人もいるんだなと思いました。
もっとも、向こうからすれば、歩いて帰る人がいるのかと、奇特な目で見ているのかもしれません。
1年のうち昼が最も短い冬至ですが、思ったより外は明るく、駅まで歩くのに難儀することはありませんでした。
霧がかかっていて、これまた幻想的な景色をつくりだしていますね。
駅に着くと、行きの時は入口のドアを閉めたはずなのに、なぜか少し開いていました。
誰かが使ったのでしょうか。
17時1分の列車に乗って帰りました。
さすがに3度目はだいぶ先になりそうで、初夏ぐらいに行けたらいいなと思います。