ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

のと鉄道(のと里山里海号、あつあつ亭)

11日(土)に北陸トライアングルルートきっぷを使って、のと鉄道穴水駅まで行ってきた。

目的は、①のと鉄道の観光列車「のと里山里海号」に乗ること、②穴水駅の「あつあつ亭」で、予てから美味しいと聞いていた牡蠣料理を食べること。

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七尾駅にて。

今回乗車したのは、12時38分発の3号。

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予約が必要だが、トライアングルルートきっぷがあれば、本来1500円のところを、700円追加するだけで乗車できる。

車内の席に着くと、水と記念台紙と菓子が用意されていた。

菓子は緑・黄・紫の3色ストライプ状のバウムクーヘンで、見た目はテリーヌみたいだった。

ちなみに、緑はほうれん草、黄は大豆、そして紫は紫いもであり、健康にいい感じ♪


発車前に、アテンダントが車内の案内放送をしていた。

内装の説明もされたが、面白かったのは「・・・天井が低くなっております。頭をぶつけないように、本日は1号・2号で既に5名の方が犠牲になられております。3号で犠牲者にならないようお気を付けてください。」とユーモアを交えたアナウンス。

自分も身長が高い方なので、6人目の犠牲者にならないよう気を付けた(汗)



列車は、途中の能登中島駅で停車。

15分程停まるということで、駅に降りてみた。

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奥にある客車は、かつて郵便列車として、車内で仕分けをしていた。

道路が発達する前は、鉄道が貨物と同様の役割を果たしていたのかと思う。

この他、駅マルシェで地元の物産品が売られていた。


再び乗車し、穴水駅へ。

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ボラ漁の櫓を見ながら列車は進んでいく。

途中の西岸駅でアニメ「花咲くいろは」のラッピング列車とすれ違い、能登鹿島駅を過ぎると、乙ヶ崎トンネルへ。

と、ここで車内は一斉消灯。

トンネル内は職員手作りのイルミネーションが。

七尾湾で見られる「イルカ」や「ようこそのとへ」の文字がライトアップされていた。

が、あっという間にトンネルを抜けた。

次もあるのでは?と期待していると、アテンダントが「ところが、イルミネーションはこれでもう終わりでございます。」との放送。



さてさて、列車はようやく穴水駅に到着。

お目当ての「あつあつ亭」に歩を急ぐ。

2時に予約をしていたが、席が空いたので指定時間の5分前に案内された。

あつあつ盛りセットとワインを注文。

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まさしく牡蠣づくし!

通常、牡蠣は7個だが、観光列車に乗車した人はさらに2個サービスされるとのこと。

あと、牡蠣フライに牡蠣の炊き込みご飯、味噌汁が付いてくる。

1年分食したような・・・

しかし、味は新鮮そのもので、牡蠣の旨味がダイレクトに伝わってくる。

中のスープも旨味たっぷりで、最高だった。

牡蠣を焼いてると、時々「パーっン!」と爆発して、中のスープが跳びはねてくる。

周りでも所々で牡蠣の爆発音が聞こえた。


新鮮な牡蠣を堪能したところで、まだ少し時間があったので、駅近くの神社に行き、お参りしておみくじを引き、「吉」と出て内容を読んでみて微妙な気持ちになって駅に戻り、普通列車に乗車。

1両の単行で穴水町ゆるキャラ「のとりあ~な」がラッピングされた車両だった。



七尾駅に戻り、和倉温泉和倉温泉駅ではない!)からやってきたバス「和倉ライナー」に乗り、高岡駅へ向かう。

新しく開通した能越自動車道でスイスイ走っていく。

以前、路線バスで下道を通ったことがあったが、とにかく時間がかかった記憶がある。

それに比べれば、なんと便利になったことよ。(1日4往復だが)

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灘浦インターで下道に入る。空はうっすらと晴れてきた。

写真では見えないが、ここからうっすらと白い雪を被った立山連峰が見えたのだ。

氷見番屋街を通り、再び能越道へ。

17時45分、高岡駅に到着した。

すっかり夕暮れに染まっていた。