常磐線2(水戸~いわき)
しかし、座席のつくりはウレタンを入れた硬いもので、これで1時間半も乗るのはなかなかしんどいです。
内装も全体的に安っぽく見え、車両故障が絶えないという。。。
以前、京浜東北線で走っていた209系というそっくりな車両もそうで、ドアが開かない、空調が効かないなど散々で、業界からも評判は悪いようでした。
そんな悪評だらけの車両ですが、いったん走り出せば揺れは少なく、速いのはさすが。
10年前に乗った時は、発車時に「ドレミファソラシド♪」と音階を奏でながら加速し、その様から一部のマニアから「歌う電車」とまで呼ばれていました。
いまは機器類は新しいものに交換され、すっかり「歌わなく」なりました。
東海駅の先で、遠くに鉄塔やドーム状の建物が小さく見えます。
おそらく東海原子力発電所でしょう。
日立駅周辺では、太平洋も見えてきます。
残念ながら、雨が強く降って眺望はあまりよくなかったのですが、この辺りは常磐線の中でもよく海が見える景色として印象に残ります。
トンネルを抜け、東北の玄関口でもある勿来(なこそ)に入ると、再び内陸部へと入ります。
車内は若い人たちを中心に、だんだんと増えてきました。
9時50分、いわき駅到着。
次は、10時27分発、富岡行きの列車に乗車です。(続く)
※明日9月28日(金)は更新をお休みします。次回は9月29日(土)です。