福岡市営地下鉄七隈線
高架駅の西鉄福岡(天神)駅から地下へ行きます。
全線地下なので、乗りつぶすだけなら、昼夜問いません。
中途半端な位置ですが、博多駅への延伸が決まっており、それが実現されれば、かなり使い勝手のいい路線になるでしょう。
改札口で「旅名人の九州満喫きっぷ」を駅員に見せようとすると、パソコンでの仕事で忙しいらしく、「どうぞどうぞ」ときっぷを見もせずに通しました。
改札業務を果たしていませんが、どうせ出場時にチェックするからという考えなのでしょう。
18時30分発、橋本行きの電車の前には、学校・仕事帰りの人達でいっぱいです。
個人的にいちばん当たりたくなかった帰宅ラッシュ時で、今までも時間帯を避けたり逆方向にしたりで凌ぎましたが、これはどうしても無理でした。
車体がひとまわり小さい4両編成で、車内はぎゅうぎゅう詰めでした。
12kmの区間に16の駅があり、駅間の平均距離は800mしかありません。
まどろっこしいですが、薬院駅を過ぎたあたりから徐々に降り始め、半分を過ぎたあたりで座ることができました。
乗客のほとんどは仕事帰りで、下を向いてスマホをいじったり居眠りをしたり。。。
ハロウィーンなんてどこ吹く風のような雰囲気でした。
18時54分、終点の橋本駅着です。
駅ごとにイメージカラーがあり、当駅では飯森山とモミジの黄赤を採用しています。
駅前に「木の葉モール」というショッピングモールがそびえ立っていました。
もっとも、乗りつぶしのためにこの路線を開業したわけではありませんから、むしろ私の思いが超少数派でしかるべきです。
さすがにこの駅から乗ってくるお客さんは少ないですが、出ましたよ。
ゾンビの格好をした若い女性2人組が。
たぶん天神や博多駅の方に向かうのでしょう。
帰宅ラッシュとは逆方向とはいえ、駅に着くごとにだんだん乗客が増えてくるのは、さすが福岡市中心部ですね。
ハロウィーンのコスプレをした人は、2人組だけ。
あとは、知り合いらしき私腹を着た若い男性が茶々を入れるぐらいで、ここではあまり盛り上がりを見せていないようです。
みんな本場の渋谷に行ってるのでしょう。
それにしても、27日(土)深夜から28日(日)明け方にかけて、渋谷では騒然とした空気に包まれて、軽トラックをひっくり返す事態も起こったとか。
宗教的・歴史的意味がすっぽり抜け落ち、ただ刹那的に楽しんでるだけの騒ぎにはさっぱり理解できません。
そもそも無断で道路の占拠は、道路交通法で禁止されてますし。
この調子なら、今日なんか平日だけど凄いことになってそうで、まさにホッブスが想定した「自然状態」になりそうです。
19時39分、天神南駅に到着。
午後8時過ぎにホテルに着き、ようやく今日の旅程をすべて消化することができました。
大きく前進しました。
テレビをつけると、予想通りというか、渋谷は道路の隙間がないほど人で埋め尽くされていて、かえって歩けないのではないかと思いました。(続く)