九州・沖縄鉄道旅行(残存路線状況)
鉄道の乗りつぶしも、いよいよ最後となりました。
九州・沖縄編です。
九州へは昨年の12月以来10ヶ月ぶりで、沖縄にいたってはおよそ10年ぶりの訪問ですから、長いことご無沙汰したなと思います。
この乗りつぶしが成功できれば、私の鉄道完乗は終わりますから、気を引き締めて臨みたいものです。
そのためにも、しっかりとした準備が必要で、これがきちんとされているかで、8~9割は決まると言っていいでしょう。
まあ、割合の数値は私の体感的テキトーなものですが、とにかくまずは私が乗り残している路線・区間を整理してみます。
以下に列挙すると、
<JR線>
①長崎本線(喜々津~浦上) ・・・23.5km
④吉都線 ・・・61.6km
JR線総距離 ・・・ 262.3km
<私鉄線>
⑦〃 田川線 ・・・26.3km
⑧〃 糸田線 ・・・6.8km
⑩筑豊電気鉄道 ・・・16.0km
⑬〃 太宰府線 ・・・2.4km
⑭〃 甘木線 ・・・17.9km
⑮甘木鉄道 ・・・13.7km
⑯長崎電気軌道(全線) ・・・11.5km
⑰南阿蘇鉄道(中松~立野間は路線バスで代用) ・・・17.7km
私鉄線総距離 ・・・ 227.9km
未乗総距離 = JR線+私鉄線 = 490.2km
・・・となっています。
本来であれば、ケーブルカーも未乗路線リストに入れるべきですが、繰り返すように、もはやそこまで回る費用が私にはなく、しかも鉄道完乗というのは、あくまで趣味の域であって、趣味は自分のために取り組むものですから、自分の裁量で行えばそれでいいと考えます。
こうして図に表すと、次のようになります。
(※見づらくて申し訳ありません。赤線が未乗路線・区間です。)
<図1 九州東側>
<図2 九州西側>
<図3 福岡付近拡大図>
<図4 長崎電気軌道>
<図5 沖縄都市モノレール>
※路線図は、JTBパブリッシング『JTBの鉄道全線乗りつぶしログブック』より
・・・ご覧の通り、九州・沖縄8県すべてにわたって散らばっています。
福岡県は大都市ということもあり、まとめて乗りつぶす甲斐がありますが、それ以外となると、いろいろと突っ込みどころが出てきます。
まず、佐賀県(図3)について、甘木鉄道の基山駅から立野駅(より少し先)までのたった1区間だけですが、これはもう位置的にほとんど福岡県と変わりがありませんし、本数もそれなりにあるので、比較的簡単に乗りつぶせそうです。
ところが、そのためにわざわざ福岡側から往復しないといけませんから、往復分のコスト(時間、運賃など)がかかるという面倒な行程を取ることになります。
また、熊本県(図2)は、路線図だけ見ればやりやすそうに思えますが、2016年(平成28年)の熊本地震の影響で、豊肥本線の阿蘇駅から肥後大津駅までと、南阿蘇鉄道の立野駅から中松駅までの区間が被災、不通となっているため、バスを使わなければなりません。
さらに、鹿児島県と宮崎県(図2)は、吉都線という1つの路線のために残ってしまったのですが、これまたずいぶん独り南にたたずんだ趣で、妙に乗りづらさを思わせます。
そして、最後の沖縄県(図5)にいたっては、たった3.9kmのためだけに飛行機に乗って行かなければなりませんから、もはやコメントする気力も失せてきます。
かように、津々浦々を回りに回って乗らなければなりませんから、ルート決めは私の旅行史上、もっとも困難を極めました。
結果は、次回の記事から少しずつアップしていきます。
では、最終章の幕開けです。(続く)