ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

沖縄都市モノレール[ゆいレール]2

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旭橋駅からゆいレール那覇空港駅に戻り、もう一度、首里駅までの12.9kmを完乗します。

嵐が去って、少し晴れ間が出てきたので、こんどは車窓に期待がもてそうです。






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16時56分発、首里行き2両編成の到着です。

ゆいレールは、日中8分間隔で運行されているから、利用しやすいですね。

乗客は当然ながら、観光客がほとんどで、すべての座席が塞がり、立ち客もたくさんいました。









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出発すると、すぐに引込線が下へ降りて行き、ゆいレール車両基地が広がります。

本社機能も備え、ゆいレール展示館も併設されています。

それが終わると、航空自衛隊那覇基地が見えてきました。

道路は整備されているものの、歩いている人はいません。






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奥武山公園から牧志駅までは、いくつかの運河に沿って走ります。

軌道がくねくねしていて、方向感覚がつかみづらいです。

基本的にビル街やマンションが多いものの、古くからあると思われる住宅も見られ、ちょっとした生活感が漂います。





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県庁前駅と牧志駅で、大半の観光客は降りて行きました。

那覇市随一の繁華街、国際通りがあるためでしょう。





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古島駅から首里駅までは、およそ57‰の急勾配が続き、儀保駅から首里駅までの区間にいたっては、最急勾配の60‰です。

この辺りはアパートや高級住宅街といった趣で、長崎、神戸、横浜の街並みを想起させます。

ただ、木造住宅が見られないのは、やはり台風銀座だからでしょうか。

ここまで来ると、乗客は少ないです。

右手の車窓から、丘の上に首里城がそびえています。

勾配を登り切り、左へ曲がると、17時23分、終点、首里駅に到着です。





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なお、首里駅より先、手だこ浦西駅までの区間が工事中で、来年(2019年)に延伸開業の予定です。





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これで、今度こそ納得の完乗です。

そして、目標としていたJR線・私鉄線(ケーブルカーを除く)の乗りつぶしも終わりました。

まあ、何か勲章がもらえるわけではありませんし、自分の中で「終わったんだな」という気持ちで、それ以上でも以下でもありません。

また雨が降ってきそうでしたから、降られないうちに宿へ向かい、薄暗くなる頃に着きました。

女将さんから教えてもらった居酒屋で、夕食。

近海でとれたマグロの刺身、ゴーヤチャンプルー、チャーハン、そして泡盛(古酒)をいただきました。

泡盛は、あの甘ったるい感じが好きではありませんでしたが、せっかく沖縄に来た機会、1合ぶんだけ飲みました。

会計時に、酔いが回ったことを店主に伝えると、

「まあなにしろ、40度のお酒ですからねぇ」と言った。

宿の部屋でゴロンと横になると、いつの間にか眠りに落ち、気が付けば夜中の1時を回っていました。(続く)