ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

輪島観光5(白米千枚田「畔のきらめき」)

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曽々木口停留所を16時55分に出発したバスは、再び海岸線へ。

ちょうど夕陽が日本海に沈みかける頃で、母も「大きくて綺麗だね」と感動しました。

曽々木海岸で母が暑さで不満を言い始めた時はどうなるかとヒヤヒヤしましたが、来た甲斐がありました。







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しかし、これで終わりではありません。

17時15分、白米千枚田に着きました。

これから、棚田全体がライトアップされます。

「畔のきらめき」というイルミネーションで、今年度はエリアを拡大されるそうです。

平成最後だし、これは絶対に外せないと思い、旅程に入れました。

辺りが暗くなってくると、LEDが徐々に光ります。







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午後5時40分。

紫と緑の光が無数に輝いています。

母も私も、棚田のイルミネーションを見るのは初めてで、田んぼなのに光でこんなに美しく変身するものなのかとすっかり見惚れました。

ところへ、先ほど時國家に立ち寄ったあの観光バスがまたやって来て、団体客はこの風景を見たり、道の駅でお土産を買ったりし始めました。

ツアーは何日も前から予約を入れたのでしょうけど、今日は天気もバッチリで、日の巡りが良かったと思われます。

やがて、団体客は30分で見物終了のようで、いそいそとバスに乗って、たぶんホテルに向かって出発していきました。

やれやれ、ずいぶん慌ただしいスケジュールのようで、もう少しゆっくり時間が取れなかったのかとも思いますが。。。






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午後6時半。

光の輝きが一層際立ってきましたね。

遠くからでも、近くからでも、息をのむほど綺麗な光景。

明るい時から暗い時へと、景色が移り変わる様を味わうことができて、得した気分になりました。








およそ1時間半の滞在時間で、18時35分、輪島駅前行きのバスに乗車。

宿は輪島の市街地にあります。

旅館ですが、ほとんど民宿と言っていいほどこぢんまりとした造りで、歴史ある趣です。

実は予約を入れる時、少し不安なことがありました。

電話での女将さんの対応が幾分無愛想で、食事のコースで迷っている際なんか、「あんたの都合で選んでみて」となかなかきつい言葉を浴びせられ、これでは「おもてなし」も形無しだろうと首をかしげました。

ところが、実際に会ってみると、とても気のいい方で、宿の案内など丁寧に説明してくれます。

しかも、夕食がなかなか豪勢で、「トコトコ鍋」(漁師鍋)、ふぐのしゃぶしゃぶ、お刺身盛り合わせ、焼き魚と、魚だけで4品も出てきたのは驚きで、これに煮物、天ぷら、松茸ご飯、お吸い物、茶わん蒸し、フルーツ(メロン)などが加わり、とにかく量が半端なく多かったです。

あまりの多さに私も母も少し参り、母は道の駅でおやつを食べてしまったことを後悔し、私は母の分も少しわけてもらって、自分の分も含めてなんとか完食しました。

とても美味しかったけれど、私の旅行史上最も多い量で、おかげで、はちきれんばかりの満腹。

このぶんだと、明日の朝食もすごい量が出てくるんだろうなと2人で話し合いました。

お風呂で疲れを癒し、その晩は、ぐっすりと眠ることができました。(続く)