ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

ハワイ旅行1(成田空港~ホノルル空港)

成田空港で20年ぶりにいとこの親戚と再会。

いとこは20年前はあんなに丸っこい顔をしていたのに、今ではまるで私とうり二つで、まるでもう1人の私がいるのかと思うほどでした。

で、ハワイでは日本の携帯が使えないということで、wi-fiをレンタル。

時刻は午後7時とフライトまでまだ3時間もありましたので、空港内のレストランで夕食をとります。

日本を代表する国際空港の割に、飲食店の数が心なしか少ない気がしたのは、私の非常識なのでしょうか。

代わり映えのしないロースかつ定食を食べながら、これからの予定のことを話し合いました。

午後9時前に保安検査。

母がこっそりバッグの中に100mlの化粧水を偲ばせていたのがばれて引っ掛かり、泣く泣く空港に預けることになりました。






午後10時、ついに成田空港を離陸。

夜に飛びたつのは、初めての経験で、妙な心地がしてきます。

これから7時間乗り続け、日本時間で午前5時、ハワイ時間では午前10時にホノルル空港に着く予定です。

見た目5時間しか差がないと思われがちですが、日付変更線をまたぐので、日本より19時間遅れとなり、つまり我々にとっては2回目の7月10日(水)となるのです。

こんなことでは時差ボケになるのも無理はないなぁと思いましたが、ほぼ1日遅れを除けば、完全に昼夜逆転というわけでもないので、その点は助かります。

ただ、7時間もの間、機内に軟禁状態となりますので、はたして体力がもつのかどうかが心配なところです。

なにぶん、いちばん安いエコノミークラスですから、前後左右の間隔が狭い狭い。

あれこれ考えてもしょうがないと思ったところで、機内の照明が暗くなったので、しばし眠ることにしました。






まだそれほど時間が経っていないと思われる頃に、再び照明が明るくなり、腕時計を見ると、午後11時20分。

まだ1時間ちょっとしか経っていないのに、いったい何事かと思っていたら、機内食が提供されました。

たしか平打ちパスタにトマトベースのソースがかかってたと思う。

それにドリンクは白ワイン。

もちろんグラスではなく、180mlのペットボトルで。

味は悪くありませんでした。

ただ、4時間前に夕食を済ませた身としては、ずいぶん早い夜食だなと思いました。

全てを平らげたところで、なぜかまた機内食が提供され、こんどは朝食用とのこと。

いったいどういうことなのかと袋の中を見たら、パンケーキが入っており、好きな時間に食べてよいとのこと。

もちろんすぐには食べませんでしたが、しかし、こうも食べ物が目に入ると、つい手を伸ばしたくなるのが人間の性というものでしょう。








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しばらく眠り、残り1時間を切ったところで、外の様子を見たくなりました。

私の席はいちおう窓側だったのですが、どういうわけか真横に窓がなく、仕方なしに1つ後ろの窓から覗くほかありません。

その窓もこれまたなぜか黒くなって見えなかったので、座席のどこかのボタンを押して明るくしました。

見ると、青い空の下に白い綿雲が多く浮かんでおり、その下は海が見えます。

このあたりは昨年行った沖縄を思わせます。







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飛行機は徐々に高度を下げ始め、いよいよ島が見えてきました。

オアフ島です。

海の透明度が高く、青々としていて、山は濃淡の緑を呈しています。





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住宅街が見えてきました。

こういう街の形態は日本ではあまり見ませんね。

アメリカって感じがします。





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住宅街の外れには畑や湖が見えます。





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そして、真珠湾パールハーバー)。

かつて日本軍が奇襲攻撃を仕掛けたとされる場所ですが、こういう所だったんですね。

思っていたより狭いですね。






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無事にホノルル空港に着陸。

7時間にも及ぶフライトが終わってホッとしました。

しかし、ここで安堵している暇はありません。

なぜならこの後、入国審査が待っているからです。

さすがアメリカというのか、係の人が大柄で、目つきが鋭い。

おまけに(簡単とはいえ)英語で話してくるから、余計に緊張感が高まります。






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無事に入国審査も終え、外に出ると、さすが南国らしい風景が我々を待っていました。

もっとも、基本的に7時間座りっぱなしでしたから、すでに疲れていましたが。





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ここで関西空港から来た妹夫婦と向こうの親戚と会い、一同はJTB旅行者専用のバス乗り場へと向かいます。(続く)