銚子電気鉄道2(犬吠埼)
犬吠埼へは、隣の犬吠駅が最寄りなのですが、私はいつもこの駅を利用します。
理由その1は、人が少ないから。
駅前はわずかな住宅を除いて、畑が広がっています。
前回記事でも触れたように、この時下車した人は私を含め、5人ぐらいしかいませんから、穴場と言えるでしょう。
理由その2は、視界いっぱいに広がるキャベツ畑。
季節感あふれる景色は、個人的に好きですね。
冬と言えば、モノクロな景色をついイメージしてしまいますが、こんなにも緑豊かな姿を見せてくれるのは、貴重です。
理由その3は、君ヶ浜潮騒公園。
荒々しい海が海岸線まで打ちつける姿が印象的です。
ということで、海岸線を歩いて灯台へと向かいました。
展望台へは200円を払います。
中はらせん階段が99段あり、幅はかなり狭い。
特に展望台付近が最も狭く、行き違いはできません。
展望台では360°のパノラマを楽しめます。
・・・のはずでしたが、なにぶん風がものすごく強くて、長い時間立っていられませんでした。
わずか5分弱で降りてしまいました。
やはり令和初の初日の出を拝みに来ている観光客が多く、車やバイクで混雑していました。
灯台の近くには食堂やお土産屋さんがありましたが、私はスルーして犬吠駅に向かいます。
広場があって、イベントにも利用されているのでしょうね。
20年ぐらい前に来た時は、動物の乗り物(お金を入れてハンドル操作で動くやつ)が2台ほどあったと記憶していますが、さすがに今はないですね。
駅舎内には売店と写真館が併設されています。
そして私は売店で、10月に販売が開始されたお土産。
その名も「スーパーまずい棒」。
説明しよう。
「スーパーまずい棒」とは、これまで経営的にまずいという発想から生まれた「まずい棒」をバージョン・アップ!
台風15号によるぬれ煎餅の製造ラインの一時的ストップによる売り上げ減を救うべくやって来た、銚子電気鉄道期待の新商品なのだ。
ちなみに、公式ホームページにもあるように、中身は見た目不味そう、しかし味は「〇まい棒」のごとく美味い。
ぶっちゃけ、これを買うのが一番の目的だったのですが、後日、職場の皆にプレゼントしたところ、袋を開けた瞬間に微妙な顔をされ、次に味は「まあまあ美味い」とのことでした(笑)
おもしろくて愉快な一品ですね。
さて、次は14時17分発、外川行きの電車に乗って、終着の外川を目指します。(続く)