秩父鉄道１（秩父～三峰口）
もっとも、これといった目的はなくて、あえて言うなら、「全線を乗りつぶす」こと。
三峰口駅まで行って、折り返しの電車で羽生駅まで乗るというだけのことです。
ただし、三峰口駅から羽生駅の間で１カ所だけ寄りたい所がありますので、とりあえず「１日フリーきっぷ」を購入しておきます。
側線には、西武線の車両が２本留置されていました。
これらの車両は、おそらく長瀞駅始発、池袋行きの直通電車で、休日は１日に２本出ています。
私が乗るのは、１３時３分発の普通電車。
３両編成の通勤型です。
車内はガラガラです。
こちらは三峰口駅始発、池袋行きの直通電車ですね。
市街地の果てまで来て、民家の少ない山岳地帯へと入りました。
山岳地帯といっても、トンネルは一切なく、ただ山の縁を進んでいく感じです。
１３時２８分、三峰口駅に到着。
駅舎は古く、開業時（１９３０年）のままなのでしょうか。
当駅は秩父湖や中津峡、三峯神社など旧大滝村への玄関口で、これらと結ぶバス路線もあります。
バス停には数名が並んでいました。
駅構内の様子です。
なかなか広く、今乗ってきたものも含めて、４本の電車が停まっていました。
線路は先に延びており、開業当初はさらに旧大滝村まで延伸させる計画だったそうです。
結局、幻に終わりましたが、私が以前、三峯神社に行った時に見た記憶だと、村の集落までの国道は結構厳しい勾配だったと思います。
道路ですら勾配が厳しいのですから、ましてや鉄路では本当に実現できたのか未知数ですね。
ここでは特にすることもなかったので、折り返し１３時４７分発の電車に乗ります。（続く）
