秩父鉄道2(三峰口~羽生)
三峰口駅13時47分発、熊谷行きの電車で次なる目的地へと向かいます。
14時36分、上長瀞駅で降りました。
駅前には数軒の商店や食堂のほかは、住宅がポツポツとあるぐらいの静かな所。
しかし、家の前の道路でバドミントンを楽しんでいる子供達もいて、笑い声が辺りに響き渡っていました。
私が寄りたかったのは、駅から歩いて10分弱の所にある荒川。
子どもの頃、家族と車でここまで来て、川遊びをしたり、お弁当を開いてお昼ご飯を食べたりした思い出があります。
そして、なんといっても、ビュースポットは、秩父鉄道が渡る「荒川橋梁」。
ちょうど貨物列車が通って行きましたが、逆光の効果で、列車がシルエットに見えますね。
三峰口行きの普通電車も通って行きました。
先ほど乗った時にも通りましたが、柵がない上にゆっくり走りますから、なかなかスリルがあります。
他人に薦められるほどのスポットではないですが、もう一度個人的な思い出に浸れたのは良かったです。
ということで、また駅に戻り、15時8分発の羽生行きの電車に乗ります。
寄居駅までは荒川がつくる山岳地帯を走り、座席がロングシートではちょっともったいない。
その先は、埼玉らしいだだっ広い田畑地帯を走ります。
すっかり日が暮れた16時31分、羽生駅に終着です。
あとは東武線に乗って実家に帰るだけでしたが、けしからぬことに、和戸駅付近の踏切で車との衝突事故があり、途中の久喜駅で足止め。
仕方なしに宇都宮線に乗り換えましたが、私も含めた東武線の乗客もごっそり来ましたから、車内は混雑に拍車がかかりました。
最後はとんでもない目に遭いましたが、無事に帰宅し、ゆっくり休むことができました。
次の日が正月休み最後の「乗り鉄」です。(続く)