東北本線(一ノ関~仙台)
10時39分発、小牛田行きは2両編成のワンマン電車。
そして、何気に今旅行初のオールロングシートということで、いよいよ旅の雰囲気は薄くなってきたように思います。
とはいえ、平日の昼間ですから、乗客の数は多くなく、空いている状態で出発しました。
最初の岩手・宮城県境のトンネルをくぐると、あとはひたすら田園地帯を快走していきます。
単調な景色が続き、駅に着いても静寂な時が流れていく。
まさに睡眠に打ってつけの環境です。
けれども、どういうわけか眠くなることはないまま、11時27分、小牛田駅に到着です。
続いて11時40分発の仙台行き普通列車です。
こちらは4両編成で、4人がけボックス席が中心の車両です。
続いて、4番線から11時36分発、石巻線女川行きの列車がそれぞれ出発していきました。
3線の乗り換えができ、かつ割と近い時刻に出発というのは、よく考えられたダイヤ編成だなと感心します。
松島駅まではこれまでと同じ田園地帯ですが、そこから先の塩釜駅までは、東北本線の中でも数少ない海沿いを走ります。
といっても、トンネルの多い区間ですから、海(松島)が見られるのは僅かです。
2年前に乗車した仙石線も並行しています。
塩釜からは住宅街や田園地帯に戻り、乗客も増えていきました。
12時27分、仙台駅に到着です。