高山市街地2
高山城址公園を下り、もう少し外側を歩いてみます。
古い町並みから外れた住宅街ですが、なんだか風情が感じられます。
魅力的な町に触れるたびに思い出すのが、アメリカの都市研究家のジェーン・ジェイコブズが発見した「四大原則」ですね。
①都市の街路は狭く、折れ曲がっていて、各ブロック短いこと。
②都市の各地区には古い建物ができるだけ多く残っていること。
③都市の各地区は必ず2つかそれ以上の働きをしていること。
④都市の各地区の人口密度が高いこと。
これらが肌感覚として本能的に備わっているからでしょうか、歩いてみて魅力的かどうかすぐに分かります。
まさにここ高山がそうであり、先ほどの古川もそうでしたね。
アーケード街に出ました。
何やら元祖飛騨牛が入った肉まんを売っているお店を見つけ、1つ購入。
飛騨牛と野菜がたっぷり詰め込まれ、食べ応えがありました。
さて、いよいよ古い町並みの通りに入っていきましょう。
飲食店や雑貨店、酒蔵などいろいろなお店があって、いいですね。
ここに来るのは3回目ですが、以前は外国人観光客の大変多い賑やかな通りでした。
このご時世ですから、平日とはいえ、やはり少なくて寂しいですね。
お土産として、日本酒と栗の入った羊かんを買いました。
個人的に飛騨地方の酒はピカイチだと思っていて、やはり水が良いのでしょうね。
栗羊かんは職場に向けてのもので、大好評でした(会議が和やかに進んだ)。
ちょうど日が暮れたところで、駅に戻りました。
たっぷり観光や紅葉を楽しめました。(終わり)