ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

ハワイ旅行7(帰国)

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ハワイ時刻で7月13日(土)。

 

この日の朝はにわか雨があったらしく、曇り空となっていました。

 

が、ホテル前の海上には綺麗なアーチを描いた虹が架かっており、部屋にいた家族みんなが惹きつけられました。

 

 

 

 

 

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3階に降りて、テラスで朝食をとっていると、雀たちがやってくるではありませんか。

どうも我々の朝食を狙っている様子で、すっかり人に慣れているのか、遠慮なしに近づいてくるではありませんか。

 

手で追っ払うと逃げていくものの、しばらくすると再びやってくる。。。

 

「だるまさんが転んだ」みたいで、落ち着いて食事することができませんでした。

 

かといって、中で食べようものなら、冷房が効きすぎて寒い思いをしてしまう。

 

困ったものでした。

 

 

 

 

 

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部屋に戻ると、だいぶ晴れて爽やかな風が流れてきました。

浜辺に近い海へと見下ろせば、ボートレースをやっているらしく、たくさんのボートがぐんぐん沖の方へと進んでいきます。

 

沖のある地点まで行くと折り返して戻ってくるのですが、高波で転覆するという哀れな姿も見られました。

 

 

 

 

 

午前11時に送迎バスに乗り、ホノルル空港へ。

 

妹夫婦とその親戚は一足先に(といっても午前6時50分に)空港へ行ってしまいましたが、直前まで集合場所を間違えていたらしく、私の両親がお礼の挨拶に行かなければ置いてかれるところでした。

 

もっとも、前日に私がしおりで集合場所を見ていたので、妹夫婦に知らせに行った方が良いのではと話していたおかげでもありますが、とにかく無事にバスに乗れたようでした。

 

我々家族と親戚のグループは妹たちよりゆっくりと身支度できたはずですが、バス車内で母がなにやらバッグの中をごそごそとしているらしく、「何探してるの?」と聞くと、

 

「パスポートがないのよ!どこへいったのかしら?」と青ざめた様子で必死に探していました。

 

父と私も一緒に探し、そして母のパスポートは父のバッグの中にありました。

 

見つけた時は、母は「良かった~」とすっかり安堵して、「もうなかったら、ここに永住するところだったよ」と肩を撫で下ろしました。

 

1時間弱の乗車で空港に到着。

 

 

 

 

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我々が乗る飛行機は出国審査からずいぶん離れた所で、長い通路を10分ほど歩いたような気がします。

 

吹き抜け状態ですが、乾いた風が入り込んで案外涼しかったです。

 

私はお腹が空き、「何か食べてくる」と言うと、家族は半ばあきれた様子で、

 

「よく腹が減るね~」と言いながら、ここで待ってるから食べてらっしゃいと言いました。

 

レストランで食べようかと思ったけど、店員がみんなハワイ人で、どう注文すればいいか分からない。

 

中にはハワイ人が寿司屋に立っているという珍景も見られ、いったいどんな味がするのか興味がありましたが、時間がないので諦め、結局、スタバで買うことにしました。

 

母が来て何を買うのか決まったと言うので、エッグマフィンだよと答えると、

 

「私も何か買おうかな」と一緒に並び始めました。

 

10分ほど待って私たちの番が来て、私がエッグマフィンを注文すると、

 

「どれ、私が払ってあげる」とクレジットカードを取り出しました。

 

ところが、母と店員とのやり取りがうまくいかず、おまけにこの店員がクレジット決済の仕方が分からなかったようで、余計に時間がかかってしまいました。

 

店員が店長らしき人に聞き、なんとかクレジット決済が済み、

 

「Catch your name.」と言ってきたので、私の名前を教えたのは、2日前のハンバーガー店で経験済み。

 

5分ほど待って例の大きな声で私の名前を呼び、やっと商品をゲットできました。

 

美味しかったけど、単品で6ドルはやっぱりお高い。。。

 

 

 

 

 

成田空港行きの便は午後3時過ぎに出発。

 

到着は午後6時半の予定で、たったの3時間かと思われるかもしれませんが、日本との時差が19時間あることを忘れるなかれ。

 

したがって、13日(土)に出発した飛行機は日付変更線を跨いで、14日(日)になるのです。

 

フライト時間は8時間で、行きの7時間より1時間余計にかかっていますが、これは偏西風とは向かい風のためです。

 

長いけど、深夜帯にはかからないので、その点は楽だなと思いました。

 

機内食も2回出ましたが、こんどは時間を置いて、しっかりとした食事が提供されました。

 

機内のワインも美味い!

 

一方、腹を下した父はようやく落ち着いてきたのか、少しだけ箸を付けて、あとは私が全部平らげました。

 

 

 

 

 

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予定通りの午後6時半に成田空港に到着。

 

こちらも夏なのでまだ明るかったけど、じめじめとした空気が出迎えてくれて、「嗚呼、やっぱりここは日本だな。」と現実に引き戻されたのを思わざるをえませんでした。(終わり)

ハワイ旅行6(サンセットクルーズ)

ダイヤモンドヘッドからホテルに帰ってきた我々は、部屋に入るなり、そのままベッドイン。

この日(7月12日)はこれからもう1つのイベント「サンセットクルーズ」が控えていますので、それに備えて疲れをとります。

およそ1時間半ぐっすり仮眠を取りました。








午後4時半前に集合場所へ行ってみると、すでに大勢のお客さんでいっぱい。

それも日本人ばかりで、まあ日本人向けのクルージングですから、この辺りだけ日本に戻った気分です。

早いもの順でバスに案内されるはずですが、それにしてもバスはなかなか来ないわ、バスに何人乗せるのかでてんやわんやになるわで、結局30分も待たされてやっとバスに乗って出発。

集合場所から港までの客案内の段取りはお粗末なものでした。







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スターオブホノルル号という4階建ての船で、中を覗くとすでに食事をしている人々がいて、ちょっぴり羨ましいような。

もう午後5時半を過ぎてますから、気持ちが昂ります。

線内に入り、入り口に近いテーブル席に案内された私たちは、腰を下ろすなり、さっそく食前酒のスパークリングワインで乾杯。

と同時に、船が出航です。







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今回のコースは「スリースターサンセットディナー」というもの。

5種類の食事が出るコースディナーに、2杯のプレミアムドリンクサービス付き。

さらにこの日は金曜日ということで、花火まで打ち上げられるという。

まさに豪華なクルージングなわけです。

このプランが幸運にも1日前に申し込むことができたのですから、有難いことです。







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メインその1は、ロブスター丸々1匹です。

豪快ですが、殻をむくのが難儀で、余すことなく食べつくすというわけにはいかなかったですね。

まあでも、うまかったから、いいんですけど。






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メインその3は、テンダーロインステーキ。

このステーキは脂身がまったくなく、さっぱりとしていました。

白と紫の花状のものは、それぞれじゃがいもとさつまいも。

じゃがいもの塩気とさつまいもの甘みがマッチしてますね。

私は赤ワインを注文したので、なおさら食事と合って、愉快な気分です。

一方、母はせっかくハワイに来たのだから、ブルーハワイをぜひとも飲んでみたいと注文したのですが、あまりの甘さで飲み切れず、それどころか気持ち悪くなってしまいました。





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サーバーは重たい皿を両手で4皿同時に持っていき、体力的にハードなことが分かります。

忙しいにもかかわらず、カメラに向けて笑顔で応対してくれて、すばらしいサービスですね。






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お昼に登ったダイヤモンドヘッドが見えてきました。

海上から見るのも綺麗ですね。






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いよいよ日没です。

船上で夕焼けを見るのもいいものです。

日が完全に沈むと、ハワイアンショーの始まりです。







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ウホ!いい男♂

「シャーホー!!」と叫びながら、ダンスを披露します。





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時にはお客さんを指名して一緒に踊ったり。。。

と思ったら、私の所にも来た!?

アルコールの勢いに任せて適当に踊りましたが、いやはや恥ずかしい。。。






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最後のデザートと、アンケート用紙が配られました。

ケーキは日本人向けの味付けで、食べやすかったです。

ブルーハワイで具合を悪くした母が、気の毒にも食事にのどが通らず、ステーキとデザートを私が食べることになり、お腹パンパンにふくれました。







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夜景も綺麗です。






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花火はビーチから打ち上げているみたいです。

これならホテルからでも見えそうな感じですが、海上から見る花火もなかなか風情がありますね。

風情なんて言い出すと、もはやハワイというよりは日本という感が強くなりますが、ま、そこは気にしない。







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最後はお客さん一同円になって、音楽に合わせて踊ります。

なぜか西城秀樹の「ヤングマン」など懐メロ邦楽が流れてきましたが、これも日本人好みに合わせたのでしょう。

最初の送迎の不手際に対する不満はどこへやら、みんながみんな踊りを楽しんでいました。

私はこういう集団で一体化する活動に苦手意識を持っていますが、従業員も一生懸命盛り上げようとする姿勢はバッチリ伝わってきました。






楽しいクルージングのひと時はあっという間に過ぎ、時刻は午後8時半。

港に着き、再びバスでホテルに戻ります。

帰りはなぜかスムーズに出発し、ホテルに着くことができました。

いい思い出になりましたが、ちなみに料金の方はおよそ160ドル+花火料金10ドル也。

私個人の財力ではもう2度と行けないでしょう。(続く)

ハワイ旅行5(ダイヤモンドヘッド)

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ハワイ日時で7月12日。

この日はワイキキの郊外にあるダイヤモンドヘッドという山に行きました。

ホテル近くのバス停(デューク・カハナモク像)から、OLI OLI バスに乗って行きます。

この停留所、日本のようにはっきりとした目印というか時刻表を貼り付けた衝立がありませんから、分かりづらいです。






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およそ5分遅れで10時25分にバスが出発。

バスの車内は窓のない開放型で、座席は最後部を除いて外に向いた木製ベンチです。

長く座っているとお尻が痛くなるヤツですが、ダイヤモンドヘッド・クレーター内停留所まで25分弱ですので、なんとか耐えられるでしょう。

日差しに当ると眩しいし暑いですが、日陰であれば乾いた風が直接車内に入って気持ち良いものです。

日本ではトロッコ列車のような感覚ですね。





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このバス、どういうわけか、子どもの指定席が設けられているのです。

ま、乗客が少ない場合は大人も利用していいのでしょうけど、日本の公共交通機関ではまず見かけない席ですね。







やがて、ワイキキ水族館を過ぎると、住宅街に入っていきます。

この辺りの戸建ては基本的に平屋で、敷地面積を広く取っているのが特徴的です。

コンクリート建てというのも沖縄と一緒ですが、手入れが行き届いており、高級住宅街といった趣があります。

ハワイは物価が高いから、土地と家合わせて一体どれぐらいになるのか、想像もつきませんね。







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住宅街を抜けると、道路は海岸線に沿って走ります。

進行方向左にはダイヤモンドヘッドの外輪山の斜面が迫ってきており、右側は海に落ちている。

さわやかな風がビュービュー入ってきて、これもいとすばらしきかな。

外輪山をぐるりと回って、主要道路から外れてクレーター内に入る際、トンネルを突き抜けます。

トンネルを抜けて程なくダイヤモンドヘッド・クレーター内停留所に到着です。








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時刻は午前11時で、実はこれからどうするのかは未定で、登るのか登らないのか、登るとしたら途中までにするのかで話し合いが始まります。

パンフレットには片道約40分とありますが、頂上で休憩する時間も含めれば往復2時間といったところでしょうか。

しかし、我々はそもそも登る気でここへ来たわけではありませんから、登山の格好などしているはずがなく、サンダルであったり帽子を被ってこなかったり、日焼け止めクリームを塗ってこなかったり。

まったくもって計画性がありませんが、とりあえず母と叔母さんはここで涼むということで、父といとこと、私の3人で登れるところまで登るということに決まりました。







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自動販売機を見つけました。

飲み物が欲しかったので、ちょうどいいやと思ってクレジットカードを入れたのですが、その後の操作が分かりません!

何回か試しても一向に飲み物が出てくる気配はありません。

またしても英語力のなさで飲み物を逃してしまうとはと、ガッカリ。

しかし、その後、白人系の家族が利用しようとしましたが、やはり私達と同じ操作が分からず途方に暮れた様子。

外国人も利用できないとすれば、いったい何のための自動販売機なんだと首をかしげたくなります。

ただ、ハワイは日本ほど治安が良くなく、現金ではすぐに強盗に遭うだろうとのことから、カード払いにしてるのかもしれません。

そもそもホテル街にも自動販売機が設置されていませんでしたから、みんなお店とかで飲み物を買うのでしょう。

そういうわけで、3人は手持ちの飲み物で凌ぐことにしました。








登山道は、始めはなだらかな上り坂でよく整備されていましたが、途中から未整備状態で階段状になる等、山道らしくなってきました。

日差しがきつく、背中に汗がダラダラ流れてきます。






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途中にいくつか休憩できるスペースがあり、そういう所で休みながらえっちらおっちらと登ります。

父が「もうここまでにしようか?」と声をかけてくれますが、どうも頂上がすぐそこにあるように見えて、そうすると、「まあもう少しだけ行ってみようか」「あそこまで行ってみよう」と欲を出すのを繰り返すものですから、結局は「やっぱり頂上まで登るか」ということになります。






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まるで上越線土合駅を彷彿とさせる長い階段や、



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灯台のようならせん階段を上がったりしていきます。





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入口からおよそ1時間、ようやく頂上にたどり着きました。

ワイキキのホテル街が一望できて、見晴らしが良いものです。

海も青々としています。






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山の方に体を向けると、意外と住宅街が形成されており、広島や長崎、神戸を思い起こさせます。

外輪山も綺麗に囲んで見えますね。





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さてさて、上りあれば下りあり。

帰りは滑らないように慎重にゆっくりと下りて行きます。

と思ったら、我々の後ろの方で、小学生と思しき白人系の女の子が足を滑らし、思いっきりお尻を打ってしまった。

女の子は泣き出し、動けなくなったのか、父親におんぶしてもらうという哀れな姿をさらしてしまいました。

帰りも1時間程かけて降り、午後1時に入り口に到着。

木陰で休んでいた母と叔母が迎えてくれました。

このままバス停に向かっても良かったのですが、私がちと腹を空かせてしまい、出店でホットドッグを買う(4ドル)。

苦手なマスタードがたっぷりかかっていましたが、風味が立つぐらいで意外と辛くありませんでした。

ぶっといソーセージも食べ応えがあり、10分で完食。

急いでバス停に向かい、ギリギリ乗車に間に合いました。

疲れたけど、今まで屋久島の縄文杉や富山の立山(雄山)に登った経験がありましたから、さほど大した登山ではありませんでした。

もちろんもう少し登山の準備はしなければなりませんでしたが。






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ついでに、ハワイのバスについて。

連接車タイプが走っていました。

BRTの一環で導入している国があるのは知っていたし、日本でも導入が検討されている所があるそうですが、実際にこの目で見たのは初めてでした。

あの渋滞が多い中、普通の乗用車に混じって運転するのもなかなか大変なような気がしますが、ぜひ乗ってみたいですね。(続く)

ハワイ旅行4(ワイキキビーチ)

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ハワイの日付で7月11日。

この日は午前中、家族と親戚でワイキキビーチを散歩しました。

ビーチとホテル街が一体となって、車の行き交いはもちろんですが、人の往来も多いです。

歩道には水着姿で闊歩(かっぽ)する人たちもいて、日本ではあまり見られない光景だと思いました。








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砂浜にはゴミや漂流物が落ちておらず、綺麗に整備されています。

観光に力を入れてるのが分かります。

海も一見すると透き通っているようですが、遠浅で波が立つため、砂が巻き上げられて水中の視界はあまり良くないそうです。

もっとも、その波が立つのを利用して、サーフィンができるのですが。






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ガジュマルも立派に立ち、さすが南国。

日差しは強くて日なたにいるとまいりますが、日陰に入ると、不思議と乾いた風が心地よいのですから、同じ夏でもじめじめとした日本とは違いますね。

羨ましいぞ!






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歩道には所々に無人レンタルサイクルが配置されており、お金を払えば利用できます。

クレジットカードでも利用できそうでしたが、いかんせん残念な英語力のため、支払いの仕方が分かりません。







およそ1時間程歩き回ったところで、私は家族と分かれ、いとこと一緒にランチへ。

いとこが事前にハンバーガー店を調べてくれたおかげで、私は何もせずにただ案内されるまま歩きました。

ハンバーガー店はホノルル動物公園と向かい合った所にありました。

中に入ると、ちょうど昼時とあって、レジ前に列ができるほど混んでいました。

が、15分くらい待つと私たちの番が回ってきました。

メニューを見ると、写真付きのハンバーガーの隣に(約)5ドルの数字が。

なんだ、ハワイは物価が高いと言われてるけど、こういう庶民的な店は日本と変わらないのかと思い、注文すると、レジの会計表示がなぜか12ドルに!?

ハンバーガー単品なのに一体どういうことなのかと、私は大柄の店員さんにメニュー表を見せて、5ドルではないのかと訊ねたら、

「No! 12dollers.」と返された。

話を聞くと、どうやらサイズがシングルの場合7ドルで、そこに私が注文したバガドバーガーが5ドル加算されるということでした。

なんと紛らわしい。

さらになぜか名前まで尋ねられ、自分の名前をタッチペンで記入すると、しっかり12ドルを払いました。

商品が届くまで後ろの方に立って待っていたのですが、噂通りというか、店員さんの接客態度はだいたいぶっきらぼうで、時にはメニュー表をテーブルにパン!パン!パン!パン!と音を立てるものですから、日本との違いを感じさせます。

日本でメニュー表を叩いたりしたら、即クレームものですが、ここではさほど問題にならないのでしょうね。

こういう文化なのか、それとも店員さんの待遇が劣悪なのか分かりませんが、ホテルボーイがチップで生計を立てているのを聞くと、後者の方が大きいのかもしれません。

やがて、店員さんが大きな声で私の名前を呼び、私は注文した商品を受け取りました。

なるほど、名前を尋ねてきたのは、できた商品をお客さんに渡すためなのか。

日本だと「〇〇を注文されたお客様~」とか、せいぜい番号で呼ぶのが習わしですが、こちらではファーストネームで呼ぶんですね。

一方、いとこは自分の名前が店員さんに正しく伝わっていなかったのか、違う名前で呼ばれました。






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私が注文したバガドバーガーとは、つまりアボガドが入ったハンバーガー。

値段は高かったけど、いちばん小さいシングルサイズでさえ一口でかぶりつけないほどの大きさ。

チーズはとろけていて、それが肉汁たっぷりのハンバーグと絶妙にマッチ。

アボガドもこってりしてて食べ応えがあります。

さらにレタスやトマトでさっぱりするというこの仕掛けは、いい体験をさせてもらいました。

これ1つでお腹いっぱい。

いとこはさらにフライドポテトも付けたセットで、私も数本いただきましたが、こちらも美味しかったです。

味だけでなく、お店の雰囲気や習わしまで日本とは違う体験ができて良かったですね。








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午後7時のワイキキビーチ。

夕景も綺麗ですね。

遅い時間なのにまだ泳いでいる人がいましたが、遅くまで泳げるのも魅力の1つですね。

ハワイ旅行3(ロック・ア・フラ)

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部屋を出て2階のロビーで親戚を待っていると、1階の方から音楽が流れてくるではありませんか。

降りてみると、ウクレレの演奏に合わせて(たぶん)アマチュアの女性が歌っていました。

英語なので意味はさっぱりですが、ハワイらしい音楽にしばし耳を傾けてしまいました。







親戚一同も集まって、夕食へ。

お店は「ハワイアンセンター」という建物の中にあるらしいのですが、D棟とかC棟とか、どうも分館になっているらしく、やはり迷います。

どうにかお目当てのB棟を見つけ、2階に上がると、窓のない開放的なお店が我々を迎えてくれ、そのいちばん奥の長いテーブル席に案内されました。

夕食はバイキング形式で、サラダやらお肉やら色々な物を食べたはずだが、具体的にどんな物かはすっかり忘れてしまいました(笑)

ただ、私が注文したビールが700mlというこれまたアメリカンサイズなグラスで来たことは覚えており、あまりの多さに残してしまいました。

それと、途中で店員さんが達が「シャーホー!!」と叫んでは、ダンスショーを始めたりと、お客さんを楽しませてくれました。






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その後、向かい側のお店に入り、ハワイアンディナーショー「ロック・ア・フラ」を観ました。




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歌声もさることながら、パフォーマンスが豪快ですね。



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巨大なビーチボールなんかが客席に飛んできたり、





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ファイヤーナイフダンスという炎を軽々と操るショーなんかも見せてくれたりしました。





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これほど素晴らしいショーにもかかわらず、情けないことに、それまでの疲れが出たのか、およそ2時間のうち半分近くも眠ってしまいました(-_-;)

妹からも「お兄ちゃんがいちばんぐっすり眠っていたね」と言われる始末。

体力がないから仕方ないけど。

ショーの終了後、私の父は出演者達と記念撮影をし、満足した様子でした。(続く)

ハワイ旅行2(アラモアナショッピングセンター)

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さて、ホノルル空港からバスに乗った我々は、まずアラモアナショッピングセンターへと向かいます。





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気持ちのいい快晴です。





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日本ではお馴染みのコンビニ「セブンイレブン」。

他にもマクドナルドがあったりして、ここだけ見ると外国に来たって感じはしないですね。







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港にはコンテナがたくさん積まれています。

貿易も盛んなのでしょう。





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そして、日立製作所CMの象徴的存在である「この木なんの木」こと「モンキーポッド」。

初めて見ましたが、やはり大きいですね。

青空に緑が映えてピッタリなこと。

あの木陰でレジャーシートを広げてゆっくり休んだりお弁当を食べたりするのも一見よさそうですが、なにぶん暑くて誰も居やしないですね。

そもそも歩いている人の姿があまり見かけませんが。





空港から20分ほど揺られて、アラモアナショッピングセンターに到着。

降りた所の目の前、JTBラウンジで買い物やこの後の予定について説明があるそうで、そちらへ移動します。

なにぶんハワイ観光について事前に調べることもなく来てしまったわけですから、スタッフの説明を聞いて理解するよう努めましたが、やっぱり半分くらいは分かりませんでした。

説明会終了後、スタッフお薦めのビスケットとコーヒーをお土産に買い、現金は持っていないので、クレジット決済。

この先、何回クレジットにお世話になるのか。。。






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アロハシャツやサンダル等を買いに行きます。

センターの案内図を見る限りでは、割とシンプルな構造をしていますが、それ故に自分たちが今どこにいるのか迷ってしまいがちです。

しかも店名は英語ですから、余計に分かりにくい。

そういうわけで、なんの戦略もないままひたすら目当ての店を探します。

外から店に飾ってある服飾の値段を見ると、日本では表参道に匹敵するのに驚きました。

だいたい、アロハシャツくんだりで80~90ドルとは、日本の感覚ではぼったくりもいいところ。

成田空港の両替所で係の人から「ハワイの物価は高い」と言われたことが現実となって突き付けられた気分でした。

いろいろ見て回り、1階に下りてようやく比較的安い店にたどり着く。

店員さんが見た目日本人だと思って話しかけたら、バリバリの英語で話しかけられ、日系人だということに気が付きました。

私は普段のシャツの大きさがLL~3Lですが、こちらは何と言ってもアメリカンサイズ。

Mサイズで十分でした。

青いアロハシャツを1枚30ドルをクレジット決済すると、なぜかマカダミアナッツチョコもサービスしてくれました。

これお客さん皆にプレゼントしているのかと思いきや、私以外の家族や親戚は貰わなかったそうでした。

それからサンダルを買おうと、またセンター内をぐるぐる回りましたが、とうとうお目当ての物は見つからず、気が付けば午後3時を回っていました。

我々はまだお昼ご飯を食べていませんでしたから、何か軽食でもとろうかと皆で話し合い、1階のフードコートへ。

ところが、着いたはいいものの、注文の仕方が分からないときましたから、我々はただ茫然と立ち尽くすのみ。

結局、バスに乗り遅れるといけないからと、そそくさと退散するという情けない姿を出してしまいました。






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我々が泊まるホテルはワイキキビーチにあるので、そちらに向かうバスに乗り込みます。




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車内は窓ガラスがない開放型で、風が入ってくるのは良いのですが、同時に車の排気ガスも漏れなく受けるんですよね。。。

思いっきり車社会ですから、微妙な気持ちになります。

それと、ハワイ(を含むアメリカ)では自動車は日本とは反対の右側通行です。

だから、バスの乗車口も進行方向右側にありますし、左ハンドルというわけです。

10分ほど乗って、デューク・カハナモク像停留所で下車。





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目の前にはワイキキビーチが広がっています。

その近くに3泊お世話になるホテルに到着。

1階のABCショップで安いサンダルが売っていたので、そこで購入。

チェックインを済ませ、10階の部屋に荷物を置く。

この後は夕食です。(続く)

ハワイ旅行1(成田空港~ホノルル空港)

成田空港で20年ぶりにいとこの親戚と再会。

いとこは20年前はあんなに丸っこい顔をしていたのに、今ではまるで私とうり二つで、まるでもう1人の私がいるのかと思うほどでした。

で、ハワイでは日本の携帯が使えないということで、wi-fiをレンタル。

時刻は午後7時とフライトまでまだ3時間もありましたので、空港内のレストランで夕食をとります。

日本を代表する国際空港の割に、飲食店の数が心なしか少ない気がしたのは、私の非常識なのでしょうか。

代わり映えのしないロースかつ定食を食べながら、これからの予定のことを話し合いました。

午後9時前に保安検査。

母がこっそりバッグの中に100mlの化粧水を偲ばせていたのがばれて引っ掛かり、泣く泣く空港に預けることになりました。






午後10時、ついに成田空港を離陸。

夜に飛びたつのは、初めての経験で、妙な心地がしてきます。

これから7時間乗り続け、日本時間で午前5時、ハワイ時間では午前10時にホノルル空港に着く予定です。

見た目5時間しか差がないと思われがちですが、日付変更線をまたぐので、日本より19時間遅れとなり、つまり我々にとっては2回目の7月10日(水)となるのです。

こんなことでは時差ボケになるのも無理はないなぁと思いましたが、ほぼ1日遅れを除けば、完全に昼夜逆転というわけでもないので、その点は助かります。

ただ、7時間もの間、機内に軟禁状態となりますので、はたして体力がもつのかどうかが心配なところです。

なにぶん、いちばん安いエコノミークラスですから、前後左右の間隔が狭い狭い。

あれこれ考えてもしょうがないと思ったところで、機内の照明が暗くなったので、しばし眠ることにしました。






まだそれほど時間が経っていないと思われる頃に、再び照明が明るくなり、腕時計を見ると、午後11時20分。

まだ1時間ちょっとしか経っていないのに、いったい何事かと思っていたら、機内食が提供されました。

たしか平打ちパスタにトマトベースのソースがかかってたと思う。

それにドリンクは白ワイン。

もちろんグラスではなく、180mlのペットボトルで。

味は悪くありませんでした。

ただ、4時間前に夕食を済ませた身としては、ずいぶん早い夜食だなと思いました。

全てを平らげたところで、なぜかまた機内食が提供され、こんどは朝食用とのこと。

いったいどういうことなのかと袋の中を見たら、パンケーキが入っており、好きな時間に食べてよいとのこと。

もちろんすぐには食べませんでしたが、しかし、こうも食べ物が目に入ると、つい手を伸ばしたくなるのが人間の性というものでしょう。








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しばらく眠り、残り1時間を切ったところで、外の様子を見たくなりました。

私の席はいちおう窓側だったのですが、どういうわけか真横に窓がなく、仕方なしに1つ後ろの窓から覗くほかありません。

その窓もこれまたなぜか黒くなって見えなかったので、座席のどこかのボタンを押して明るくしました。

見ると、青い空の下に白い綿雲が多く浮かんでおり、その下は海が見えます。

このあたりは昨年行った沖縄を思わせます。







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飛行機は徐々に高度を下げ始め、いよいよ島が見えてきました。

オアフ島です。

海の透明度が高く、青々としていて、山は濃淡の緑を呈しています。





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住宅街が見えてきました。

こういう街の形態は日本ではあまり見ませんね。

アメリカって感じがします。





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住宅街の外れには畑や湖が見えます。





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そして、真珠湾パールハーバー)。

かつて日本軍が奇襲攻撃を仕掛けたとされる場所ですが、こういう所だったんですね。

思っていたより狭いですね。






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無事にホノルル空港に着陸。

7時間にも及ぶフライトが終わってホッとしました。

しかし、ここで安堵している暇はありません。

なぜならこの後、入国審査が待っているからです。

さすがアメリカというのか、係の人が大柄で、目つきが鋭い。

おまけに(簡単とはいえ)英語で話してくるから、余計に緊張感が高まります。






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無事に入国審査も終え、外に出ると、さすが南国らしい風景が我々を待っていました。

もっとも、基本的に7時間座りっぱなしでしたから、すでに疲れていましたが。





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ここで関西空港から来た妹夫婦と向こうの親戚と会い、一同はJTB旅行者専用のバス乗り場へと向かいます。(続く)