ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

近江鉄道多賀線

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高宮駅で次に乗る10時41分発、多賀大社前行きの普通列車が3番のりばに停車中。

乗車してしばらくすると、多賀大社への参拝客が次々と入ってきて、すっかり賑やかに。

私の隣には家族と親戚一同が座り、大人たちはようやく立つことができたばかりの子供をひたすら可愛がっていました。

一方で、一人旦那さんと思われる人が少し離れた所に座り、奥さんが「集団行動しようよ!」と冗談めかして言っていました。




多賀線高宮駅多賀大社前駅を結ぶ全長2.5kmの短い参詣路線で、1914年に開業。

この日(1月6日)はまだ正月期間(一応7日まで)なので、多賀大社への初詣客が多いと思われました。

出発して東海道新幹線をくぐると、すぐにスクリーン駅に到着。

珍しい駅名ですが、半導体・液晶製造装置などを製造しているSCREENホールディングス彦根事業所の敷地内だからだそう。

他にもブリヂストンやマルホ(外用薬を専門とする製薬会社)の工場も最寄りで、ここでも内陸工業県の一面を見せています。




再びのどかな風景の中を走り、10時47分に終点、多賀大社前駅に到着。

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降りしきる雨の中、人々は多賀大社へ歩を進めていきました。(続く)