ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

都営地下鉄三田線・浅草線、ディズニーリゾートライン、千葉都市モノレール1号線

「明日、7日の関東地方は、晴れでからっとした陽気になるでしょう・・・」









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6月7日(木)、東京都板橋区新板橋駅にやってきました。

関東地方で乗り残した都営三田線新板橋駅白金高輪駅)・浅草線泉岳寺駅西馬込駅)、ディズニーリゾートライン、千葉都市モノレール1号線(千葉駅~県庁前駅)に乗るためです。

本数は多いので、めんみつな旅程計画は立てず、ルートのみを粗々考えて進めます。

お得なきっぷとかはありません。ICカードのみで乗車します。



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新板橋駅から都営三田線白金高輪駅まで行きます。

三田線は全長26.5kmの路線で、そのうち西高島平駅から志村坂上駅手前の5.2kmは地上区間です。

私が残した区間は、すべて地下で景色としてはおもしろくもなんともありませんが、立ち客が出るほど、まずまずの乗車率です。

この車両、車端部に4人がけボックス席が設けられており、東京の地下鉄としては珍しいなと思いました。




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終点、白金高輪駅に到着。

この駅は別会社である東京メトロ南北線共同駅で、わざわざ改札口を出ずにそのまま乗り換えられます。

もちろん、その際、新たに初乗り運賃を払うことになりますが。

で、1番線の折り返し列車に乗り、1つ手前の三田駅浅草線に乗り換えます。



浅草線は、次の泉岳寺駅京浜急行線と分かれます。

乗車率は京急線の方が多いから、あちらが本線で、西馬込駅方面は枝線のような印象です。

五反田駅からガラガラになりました。

終点、西馬込駅に到着。



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日中は1番線しか使われてないみたいですね。

終点ですが、線路はこのまままっすぐのびて、車両基地を有する馬込車両研修場へとつながっています。

このまま折り返すのも味気ないので、地上へ出て、馬込車両研修場へ行ってみます。



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駅前は国道1号線が通っています。




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歩いておよそ7分、歩道橋を上ると、馬込車両研修場が一望できる所にたどり着きます。

写真の方角は、南西です。



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先ほどの西馬込駅から単線で、トンネルを抜けて、こちらへと入線します。


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地上へ出た電車は、折り返して、車両基地に入る段取りとなっています。


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北東側の様子です。


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よーく見ると、浅草線の新型車両(黒の前面の両側がピンク色)がいました。

たしか6月30日に運行開始予定だそうで、楽しみですね。

あと、いちばん右側には、マゼンダ(紫紅)色のラインが入った都営大江戸線の車両が留置されていました。




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西馬込駅に戻って、浅草線に乗り、次はディズニーリゾートラインがあるJR舞浜駅へと向かいます。



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五反田駅で山手線に乗り換え、東京駅へ。

東京駅で、非常にめんどうな長い地下通路を通り、京葉線ホームへ。

山手線ホームから私の足でおよそ7分かかりました。

14時2分発、快速、上総一ノ宮行きに乗車。

越中島駅を出ると、地上へ出て汐見運河を渡りながら高架へ上がり、潮見駅より先で曙運河の上を走りながらさらに高度を上げていくさまは、まるで地下から飛行機で離陸したような気分になれます。

14時16分、ディズニーランドの玄関口、舞浜駅に到着し、ディズニーリゾートラインのあるリゾートゲートウェイ・ステーションへと歩きます。



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※路線図は、東京ディズニーリゾートのホームページより引用

ディズニーリゾートラインは、ディズニーランドとディズニーシーの周囲を走る環状モノレールで、2001年に開業しました。

全長5kmの単線で、反時計回りに進む列車のみ運行されています。

テーマパークを走るから、園内のウエスタンリバー鉄道ビッグサンダー・マウンテンと同様、アトラクション系の乗り物かと思いましたが、鉄道事業法に基づく公共交通機関です。

コンピュータによる自動運転システムで、運転士はいません。

したがって、車内での前面展望を楽しめる座席が用意されています。

また、ソファのような弧を描いた座席もあり、会話しやすいように工夫されています。




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高架ですから、見晴らしがいいですね。



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ディズニーランドのゲート口を見ると、修学旅行で来たと思われる高校生たちでいっぱいです。

平日で利用するとは羨ましい限りですが、修学旅行でディズニーランドって、いったいどんな教育的ねらいがあるのでしょう?



ベイサイド・ステーション前にはホテルが建ち並んでおり、その中には1990年代のTBSドラマ「HOTEL」のロケで使われた「ヒルトン東京」もあります。



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モノレールは、ベイサイド・ステーションを出ると、ディズニーシーの裏側に回ります。

高度を下げて地上を走るため、ディズニーシーの中の様子を見ることはできません。

反対側は東京湾が見えます。




ICカードで乗車し、1周すると改札口を出られなくなるため、東京ディズニーシー・ステーションで降ります。


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駅名のとおり、ディズニーシーの最寄り駅です。

JR舞浜駅からディズニーシーへは、必ずモノレールに乗ってここまで来なければならないかというと、そうでもなく、次の駅がリゾートゲートウェイ・ステーションと元へ戻るため、実質1駅ぶんの距離です。

利用者は老若男女、日本人・外国人問わず幅広いですが、当然、ペアやグループで来ており、私のようなひとり者は誰もいません。

この路線で乗り鉄しようものなら、それなりの姿勢で臨まなければなりません。




再び、モノレールに乗り、車庫を眺めながら進み、リゾートゲートウェイ・ステーションに到着。

初乗り運賃が260円って、ちょっと高い・・・

JR京葉線舞浜駅から、蘇我行きの快速列車で千葉みなと駅まで行き、立ち食いそばを食べて、千葉都市モノレールへ。




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千葉都市モノレール千葉みなと駅から県庁前駅を結ぶ全長3.2kmの1号線と、千葉駅から千城台駅を結ぶ全長12.0kmの2号線があり、懸垂式(ぶら下がり)モノレールとしては、世界最長を誇っています。

このうち未乗区間は千葉駅から県庁前駅までの1号線で、以前、2号線に乗った時とか、1号線に乗る機会はいくらでもあったのに、とうとうこの日までズルズルと延ばしてしまいました。



市役所駅前で乗客が多くなり、次の千葉駅でどっと降りていきました。

ここから2号線と分かれて、市街地の上を走行します。



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下にレールがなく、柵もありませんから、まるで空中散歩しているみたいですね。

そんなひと時を過ごし、あっという間に終点、県庁前駅に着きました。



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これで関東地方の鉄道は完乗しました。

これで自宅へと戻っても良かったのですが、まだ時間が余ってたので、前々から行きたかった堀切菖蒲園に行くことにしました。

が、この選択がある失敗を招くことに。。。(続く)



※追記(9月19日)
完乗したと思って、あとで調べたところ、まだ西武鉄道西武園線が残っていることが分かりました。

9月14日(金)に乗りましたので、これをもって関東地方は完乗です。

なお、西武園線の乗車記録も後日アップします。