ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

室蘭本線2(追分~苫小牧)

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13時41分発、苫小牧行きの列車が、少し遅れて追分駅に入線しました。

これに乗ります。



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列車は南千歳方面へ行く石勝線をくぐり、畑地や更地といった平凡な所を走ります。






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そうそう。

私が乗っている区間は、運行本数の少ないローカル線にもかかわらず、複線なのです。

それも架線が張られてない複線というのは、全国でも珍しいですね。

だから、岩見沢方面の列車とすれ違うこともあるのですが、これも石炭輸送の貨物列車が頻繁に往来していた名残でしょう。

千歳線が開通する前は、一時期、寝台列車や特急列車も通っていたとか。

もっとも、今でも道北や道東方面の貨物列車は通っているそうですが。




それにしても、旅客列車と貨物列車だけではずいぶん設備を持て余しているようで、せっかくだから、1975年まで走っていた蒸気機関車をもう一度復活させてみたらどうでしょう。

今や、蒸気機関車自体が観光資源そのものですから、結構、貴重だと思われます。

石炭は、夕張炭鉱のものを使って地産地消

運行区間苫小牧駅岩見沢駅を1往復し、途中、追分駅で日本最古の保健保安林がある鹿公園散策や鉄道資料館、あるいは駅近くの「ぬくもりの湯」に入るなど、観光してもらう時間を取る。

比較的平坦な所を走りますし、トンネルも1ヵ所だけですから、難所はないと思われます。

客車車両は、昔でいう一等席と二等席の2種類を用意し、一等席は例えば夕張メロンとかチーズ食品などプレミアムなサービスが付く上質でゆったりとした座席と空間を提供。

一方、二等席はリーズナブルな値段で気軽に乗れるのをコンセプトにします。

当然、コストはかかりますから、JR北海道にとっては利益は出ず、マスコットみたいな存在になりますが、でもそれでたくさんのお客さんに注目を浴びてもらって、実際足を運んで来てくれたら、結果的に地域にお金が落ちて、何より楽しくなると思うのですが。。。



・・・なーんて、絵に描いた餅を浮かべつつ、外の景色を眺めていました。



さて、千歳線との合流して沼ノ端駅を過ぎ、貨物列車の車両基地や大型ショッピングセンターを見て、14時15分、苫小牧駅着。


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昼食の駅弁を買おうと、改札外の駅弁屋へ行くと、もう売り切れてしまったとのこと。

駅弁が食べられないのは残念でしたが、まあ、売り切れるのは好いことですね。

別の売店でおにぎりとサンドウィッチ、カロリーメイトを買って、再びホームへと下ります。

次は日高本線に乗りますが、はたして空腹にならないだろうか。。。(続く)