ゆき丸の鉄道日記

鉄道旅行や雑記を綴ります。

久大本線(日田~大分)

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日田駅からは、15時50分発、特急ゆふいんの森5号、由布院行きに乗ります。

有料特急列車なので、由布院駅までの区間に限り、「旅名人の九州満喫きっぷ」は使えず、新たに乗車券を買う必要があります。

私は事前に乗車券と特急券が一緒になったきっぷを購入しているので、それで改札口を通って、ホームに入りました。








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4号車に乗車し、荷物を置いたまま3号車の売店に行きます。

甘いものならなんでも良かったのですが、若い女性店員さんに大人気と言われたロールケーキを買いました。

思ったより大きく、スポンジケーキはフワフワで弾力に富み、もちっとした食感があります。

中のクリームは濃厚で、食べ応えがありました。




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特急ゆふいんの森は観光タイプの列車ということもあって、慈恩の滝に差し掛かるとスピードを落とし、車内放送で案内してくれます。





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さらに玖珠町の盆地に入ると、右側に平坦な頂上をもつ山が現れ、車内放送で伐株山(きりかぶやま)と案内されます。

豊後森駅の先で機関庫と転車台をかすめ、再び山の中へと入り込みます。




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野矢駅からいくつかのトンネルをくぐり、東へ進んでいたのがぐるりと南に向きを変え、16時44分、由布院駅に到着です。

九州では有数の人気観光地というだけあって、改札口には外国人観光客でいっぱいでした。

私は外に出ず、跨線橋を渡って、引き続き16時51分発の普通、大分行きに乗り継ぎます。

この先は「旅名人の九州満喫きっぷ」が使えます。







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もうすっかり暮れかかって、オレンジの日が山の中へと沈み込みます。

同時に、地面の明るさも失いつつあります。

小野屋駅で大勢の高校生たちがホームにいるのが見え、私は席を立つことにしました。

転換クロスシートで窓側に座っていたのですが、隣の席は大きなキャリーバッグで塞ぎ、このままでは1席分を台無しにします。

外はじきに暗くなりますから、べつに景色を見なくて損することはありません。

それでいて、なお乗り続ければ、高校生たちに「あいつは荷物で1つ塞いでやがる」など恨みを買われては、たまったものではありません。

そんな居たたまれない気持ちのまま2日目を終りたくないので、車両中央のドア付近に移動します。

高校生たちが次々と乗り込んできて、私が立ち去った後の席も含めて、すべて埋まりました。






南大分駅でほとんどの高校生たちが降りて行き、再び空席が目立ち始めましたが、あと2駅なのでそのまま立ちっぱなしで過ごし、17時45分、大分駅に終着。



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これで2日目の行程はすべて終了です。

今日の成果は、平成筑豊鉄道全線と筑豊電気鉄道、そして日田彦山線代行バス区間で、計94.4kmを消化しました。

明日は、大分駅から未乗路線である豊肥本線に乗ります。

ビジネスホテルで荷物を置き、商店街に繰り出して、バーのようなお店で夕食をとります。

が、せっかくビールの入ったグラスを肘で倒してしまい、ほとんどが泡となって消えてしまいました。(続く)