計画を立てよう
前回の記事「時間厳守」を実現するには、旅程を立てるのは絶対に必要です。
これをしないで、行き当たりばったりで行おうものなら、地方では数時間待ち、最悪の場合、最終列車を逃すことになるだろうし、本数の多い都会でも、土地勘がなければ、あれよあれよという間に、迷子になってしまいます。
計画を立てるのは、畢竟(ひっきょう)、目的を達成させるための見通しをもつことですから、鉄道旅行に限らず、仕事でも必須のスキルですね。
ただし、時間に厳格な国内鉄道においては、1分単位で計画を立てなければなりません。
(本当は15秒単位で運行されていますが、時刻表上では秒を切り捨てして表示されている。例えば実際の発車時刻が13時26分15秒の場合、時刻表上では13時26分と表示される。)
事故で列車が遅れるという例外はあるものの、基本的には(どんなに辺鄙な所でも)時刻表通りに運行されると考えるべきです。
細かいことですが、なにしろ1分でも遅刻したら、列車は容赦なく出発してしまいますから。
そういうわけで、私の場合、以下の写真のように、計画はノートに書くようにしています。
(字形は残念だが、目的は自分が見て分かりさえすれば良いのです。)
まず日付と曜日、タイトル(テキトー)を書きます。
次に、乗り降りする駅名とその時刻、路線名(バスや船、飛行機、徒歩も含めて)、特急などの優等列車、自由席・指定席です。
これらは、紙の時刻表(主にJR)のほか、私鉄線やバス等ではインターネットの時刻表で調べます。
私はノートのスペースを有効活用したいので、、縦2段組にしています。
最後に、宿泊所名もメモします。
(メモしなかったために、当日どこに泊まるのか忘れてしまい、宿の方に迷惑をかけたことがあります)
こういう計画書の作り方は、人によってまちまちでしょうから、自分なりのスタイルで作ればいいですね。