京阪本線(快速特急「洛楽」:プレミアムカー)
9月1日(日)。
妹夫婦の自宅で朝食を御馳走になり、テレビニュースを見てくつろいだ後、午前10時に出発しました。
淀屋橋駅にやってきました。
この日は京阪線で終点の出町柳まで行き、そこから叡山電車に乗り継いで鞍馬へ、さらにケーブルカーで鞍馬寺を目指します。
さっそく京阪線ですが、うまいことに11時ちょうど発、快速特急「洛楽」号がありますので、最速達列車であるこれに乗ります。
もう1つ、今回せっかく京阪線に乗るなら、2年前に導入された「プレミアムカー」を利用したいと思います。
プレミアムカーに乗るには、運賃のほか、500円のプレミアムカー券が必要です。
窓口で利用する列車と座席を選び、チケットを発券してもらいました。
プレミアムカーは6号車に連結され、ここだけカラーリングや扉が他の車両と異なっています。
なんとも高級感溢れる外観ですね。
車内座席はこのように、1列と2列に分かれて配置されています。
座席のグレードで言えば、JR特急列車のグリーン車に相当します。
11時に出発した段階で、乗客数は数名でした。
天満橋駅まで地下線を通り、その先で地上に顔を出します。
地上に出た途端に、なぜかマンションの壁に小便小僧の絵がありました。
座席はゆったりとしていて快適ですが、惜しいのは、座席と窓の配置が合っていないこと。
座席指定は自分で選べるとはいえ、柱で外の景色が見づらいのは欠点ですね。
元々あった車両を改造した宿命あるあるです。
快速特急は京橋まで各駅に停まり、ここでたくさんの乗客が入ってきました。
京橋を出ると七条駅までノンストップです。
特急はこれに枚方市、樟葉、中書島、丹波橋が加わりますから、快速特急は特急より4駅少ない停車となります。
だからさぞかし速いのではと期待したのですが、なにぶん淀屋橋駅で10分前に特急が出発し、どうしても先行する特急に追いついてしまうためか、要所要所で減速を強いられました。
もちろん京阪本線には特急だけでなく、準急や普通などの種別もあり、しかも11時台から16時台にかけてはパターンダイヤが組まれていますから、なかなかスピードを出せないのでしょう。
プレミアムカーには、車内販売サービス(グッズ販売)のほか、電源コンセント、無料Wi-Fiなどのサービスも付いています。
これで500円はなかなかお値打ち価格だと思います。
ただし、トイレは付いていないので、事前に済ませておく必要があります。
50分の乗車で、11時50分、終点の出町柳駅に到着。
次は叡山線です。(続く)