おおさか東線
新大阪駅で降りた私は、2番のりばへと移動し、14時40分発、おおさか東線の普通列車、久宝寺行きに乗ります。
新大阪から途中の放出(はなてん)までの区間が今年3月に開業したばかりで、まだ未乗でしたから、せっかくの機会、乗りつぶしておこうということです。
車両は国鉄型の通勤電車で、さすがに車内はリニューアルされているものの、モーター音とかは国鉄時代のまま、走行中もガタガタ揺れるのも昭和時代を想起させ、とても平成最後に開業した路線とは思えない不思議さでした。
立ち客がいるほどの盛況ぶりで、これが途中の放出まで続きました。
新大阪駅を出発すると、東海道本線(JR京都線)の東淀川駅までは並走し、その先で高架に上がっていきます。
淀川橋梁には、鉄柱に錆が付いているほど古いですが、これはもともと手前で合流した城東貨物線が通っていたためです。
だから、一部区間は貨物線を旅客線に転用したことになります。
景色は住宅街ばかりで特段見るべきスポットはありませんが、需要は今後も見込めそうですね。
あまりスピードを出すこともなく進み、15時12分、終点の久宝寺駅に到着。
これで再びJR線を完乗しました。
ただ、昨年11月に都城駅で完乗した時とは違って、あまり達成感みたいな気持ちは起こらなかったですね。
お金が無いこともありますが、すっかり鉄道への情熱を失ってしまったのが大きいのでしょう。
ということで、さらに寄り道して他の路線に乗ることもなく、このまま妹夫婦が住んでいる所の最寄り駅まで移動しました。
夕食はお薦めの焼き肉を御馳走になり、久しぶりに味わった焼き肉に舌鼓を打ちました。(続く)