『天気の子』、富岩運河環水公園
消費税が10%に改定された10月1日(火)。
仕事が休みだった私は、前々から観たいと思っていた映画、新海誠『天気の子』を観に行きました。
この日はちょうど「映画の日」とかで、通常料金が1800円のところ、1200円で観ることができました。
内容については、前作『君の名は。』と同様、綺麗な映像とベタベタの展開は変わらず。
そして、『君の名は。』でも思ったことですが、対比構造がやたらに多く感じました。
『天気の子』で言えば、
①男女の心理的距離の遠近感
②雨と晴れ
③地上と空の世界
④未成年と成人の価値観
⑤闇と光
⑥不自由(地方:離島)と自由(東京)
あたりでしょうか。
これらの対比構造を各登場人物たちが行ったり来たりしているように感じました。
そう見たときに、個人的に一番魅力的に思えた人物は須賀圭介。
彼はとくに④の揺れ動きが激しく、どっちに行くのかなと興味津々でした。
あ、ちなみに個人的趣味である鉄道描写は今回もばっちり出ていました。
舞台が東京ばかりなので、東京の鉄道しか出てこなかったのが残念でしたが、山手線の田端、池袋、新宿、代々木が出ていました(他にもあったかも?)
映画を見終わった後は富山駅に戻り、富山ライトレールに乗っていつもの富岩運河環水公園を散歩しに行きます。
ライトレールと市電をつなぐ南北接続工事は順調に進んでいるようです。
来年(2020年)の3月21日(土)に開通する見通しだということです。
接続した暁には、富山ライトレールは市電を運営している富山地方鉄道に統合されるそうで、およそ70年ぶりに地鉄に帰ってきたことになります。
ライトレール、市電ともに地鉄になるので、運賃は大人210円均一になるそうです。
この南北接続工事の影響で、ライトレール線の富山駅北の停留場が道路を挟んだ向こう側(オーバード・ホール前)に移設されました。
ライトレール線はいつ乗りに行ってもたくさんの乗客で賑わっています。
歩いて10分ぐらいで中島閘門に着きました。
黄花コスモスや彼岸花が咲き乱れており、秋を感じさせます。
10月とはいえ、まだまだ日差しが強く、気温も25℃と夏日。
水筒に入っている水をぐびぐび飲まないと厳しいですね。
こんな時でも、富山マラソンに向けてでしょう、マラソンランナーが走っている姿を見ると、体力のない私は凄いなぁと尊敬します。
葉っぱも色づいてきました。
少し汗が流れながらも、環水公園に着きました。
晴れているけれど、山の方は雲で隠れてしまいましたね。
せっかくなので、スタバに入っておやつタイムにします。
何気に初めて入ります。
見晴らしはさすがですが、午後は西日が強いですね。
窓際にいると暑くて仕方がなく、日が当たる方はカーテンで閉めているほど。
うーむむ、「世界で最も美しい景色」と噂されていただけあって、これは落とし穴でした。
アイスコーヒーとアップルシナモンのマフィンをいただきました。
おやつを済ませた後は、富山駅へ戻ります。
『天気の子』で東京が水没するほどの雨が続いていた映像とは関係なしの、いいお天気でした。
まさかこの後、各地で現実になろうとは知らずに。