高岡古城公園
今年も新型コロナウィルスの影響で、花見は近場でしか叶いませんでしたが、せっかくの機会、あまり行っていないけど桜が綺麗な所に行ってきました。
それが表題の「高岡古城公園」です。
3月30日(火)。
あいの風とやま鉄道で高岡駅にやってきました。
先月の新湊旅行以来、1ヶ月ぶりです。
気温は穏やかでしたが、黄砂が飛んできていて、ご覧の通り、空は曇っていました。
古城公園は歩いて10分ぐらいです。
さっそく行ってみましょう。
駅前にはドラえもんのブロンズ像。
言わずと知れた作者の藤子・F・不二雄氏はここ高岡市の出身です。
御旅屋セリオの建物には、かつてデパート「大和」がありましたが、残念ながら2019年8月に閉店しました。
現在は1階にサテライトショップとして営業しています。
商店街の通りは、地方都市恒例のシャッター街。
平日とはいえ人通りは少なく、曇った天気も相まって、さらに陰鬱な雰囲気を出しています。
大通を渡って少しすると、大佛寺です。
「日本三大仏 高岡大佛」とあり、高岡大仏については諸説あるのにはたして掲げてしまっていいのだろうかと案じますが、かといって全く間違っているわけではないので、そういうふうに理解してよろしいのでしょう。
そして、こちらが件の大仏像です。
そもそも上記の2か所は、広い敷地内に鎮座されており、観光客も多いですから、格式の高さがはっきり出ています。
それに比べ、当大仏は住宅街の一角にポツンとあるわけですから、拍子抜けしてしまうのは否めません。
とはいえ、敷地の広さや観光客数だけで決められているわけではないと思うので、そう理解して、次へ進みましょう。
目的地の古城公園の入り口に着きました。
すでに桜が散り始めて、薄緑の葉っぱが見えます。
桜は見事に満開を迎えています。
射水神社で、すてきな桜に出逢えたことに感謝し、参拝。
そういえば、富山に引っ越してきたばかりのときは、梅の花が咲いていた記憶があります。
あれから8年が経ち、自分の周りの環境もずいぶん様変わりしたなとしみじみ思います。
観光客は多いけど、密になるほどごった返しているわけではありませんから、快適に散策できましたね。
露店が連なっていました。
おいしそうな匂いに心が揺れ動きますが、我慢。
黄砂を除けば、最高の花見を満喫できました。
公園近くのそば屋で昼食を済ませ、高岡駅へ。
そうそう、帰りの電車が最新の車両に当りました。
車内設備はとくにこれまでと変わった点はありませんが、ピカピカの車内が新年度フレッシュな気持ちにさせてくれました。(終わり)