にゅうぜんフラワーロード
今日の午前中、入善町にある「にゅうぜんフラワーロード」に行ってきました。
広大な土地にチューリップがたくさん植えられているそうで、この催しに行くのは初めてなので、楽しみでした。
最寄駅はあいの風とやま鉄道の西入善駅です。
当駅に来たのは2年ぶりで、転職中に利用しました。
結局、落ちてしまって、それ以来利用する機会がありませんでした。
苦い思い出の当駅を、今回のフラワーロードで塗り替えたいですね。
会場は海の方にあるため、いったん線路を渡ります。
真っ直ぐの線路は、まるで新幹線みたいです。
広い畑、さらに後ろの山々を見ながら進みます。
住宅が少なく、のどかと言いたいところですが、車の往来はやや多く、専用の歩道もないので、車に少し気を付けないといけません。
途中、湧き水がありました。
私は空の水筒を持ってきていたので、その中に入れて持ち運ぶことにしました。
水は家に帰ってから、紅茶にしていただきました。
駅から歩いて20分弱、ようやく会場が見えてきました。
まるで異国の情緒あふれる景色。
色とりどりなチューリップに後ろの白い山々が映えていますね。
桜はわずかな花びらを残して、あとはことごとく散ってしまいました。
まるでストライプ模様のカラフルな絨毯みたいですね。
観光客はさほど多くなかったので、マスクは必要ですが、いわゆる「三密」の心配はありません。
心ゆくまで景色を味わえました。
また湧き水がありました。
この辺りは伏流水が湧き出てくるのでしょう。
ところで、1つだけ気になったことがあります。
それは、一部の観光客がチューリップ畑にまで入って写真を撮ること。
畝の溝の部分は、たしかに人が通る場所だけど、あくまで育てている人のみが作業しやすくするために作っているのでは。
外部の人が無断で入ってしまえば、はたして土の質が悪くなるのではと懸念します。
もっとも、これには主催者側が、たとえばホームページなり現地での立て看板なりで畑に入ってはいけないことを周知していないこともあると思います。
せっかくの美しい景色ですから、ぜひ大切にしていきたいですね。
西入善駅に戻りました。
当駅は無人駅で、ホームの幅が狭いです。
接近放送が終わると、入善町出身の西嶋梢(ナナムジカ)の曲『ただいま』が流れます。
しっとりとしたメロディと、優しく温かな感じがして、線内の接近メロディの中でも人気があります。
いわゆる「泣けるメロディ」です。
そして、2両編成のワンマン列車がホームに入ってきました。(終わり)