豊橋鉄道渥美線
私が住む北陸地方は9日(金)を除き、連日陰鬱な天気が続き、たまには陽気で穏やか気候の地方へ行きたいもの。
せっかくの3連休だし、うち1泊2日でどこに行こうかなと時刻表を見ながら、ふと浮かんだのが、「表日本」という言葉。
メディアでは差別的な意味を含んでいることから、あまり使われないが、私の地元では使っている人が結構いる。
12時8分、豊橋駅に到着。
3両編成の車内は地元の人々で賑わっていた。
12時15分に列車はゆっくり発車。
市街地を抜けると、田畑の風景が広がり、時折キャベツ畑やブロッコリー畑が目に付く。
スピードが速くないから、全体的にのんびりと楽しめる。
列車は西へ向かって走り、私の後ろから南光が差し込んでくるから、ダウンを着ている身としては少し暑く感じた。
現在の駅舎は2013年10月末に完成した4代目で、交流センターを併設している。
爽やかな青空が広がっているが、風が強く、思ったほど暖かく感じない。
駅の役割を意識している。
この日は「さわやかウォーキング」が開催され、たくさんのお年寄りの人達が誘導員に案内されて駅舎に入ってきていた。
愛知県田原市は花の栽培が盛んで、この時期は菜の花、椿が見頃を迎えている。
あと、果物ではいちごが盛んで、ちょうどシーズンだからいちご狩りも楽しめる。
裏日本のモノクロな雰囲気と違い、ここはカラフルな街並みだなと思った。